Everything's gonna be alright/ホロウ・シカエルボク
 
がシステムを維持出来なくなって内臓から腐り落ちている、気付けばいいだけのことが出来ない、本能が失われているからだ、俺はため息をつく、こんなことを話しても仕方が無い、まるで意味が無い、でもほんの少しの誰かのきっかけにはなるかもしれない、いや、まあ、そんなことどうでもいいんだけどね、言葉の綾ってやつだ、透明なものは呼吸を阻むから気を付けた方がいい、それはもしかしたら俺が俺であるが故のものかもしれない、でも俺はそれを手放す気はないし、そのことでなにか余計なものを背負いこむのならそれはそれでいい、まあ、なんていうのかな…片っ端からドブに捨てていくみたいな人生だったけれど、それでも何かしら手に入れたものはあったからね。


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