J・C ペニー   蒼風薫/エヴァル−ジュ
 
の空から燦々と
かつてを思うあなたと
あなたを慕う私とに(等しく=ひとしく)
  

家路

落ち葉の下で許し合うものたちが
間も無く眠りつつ 目覚める
踏みしめる靴は歌いながら  明日を知らないで
見渡せる派なのが待っているのは綴じられる日過去の方舟と名付けて見たい  手帳として




靴は最初から選びようもなかった
いつかしら迷い混んでいた鏡の中の岸辺
描いたのは自分じゃない

上書きも削除も叶わない、勝手だけじゃない

分かっていた災厄へも
たとえ  ではなくて1度も脱いだことのない靴で
シナリオのとうりに  その原作者と出会うまで

みずみずしい再会があるのならば(ある)

ぶどうの房のように確かな収穫でした
ぶどうは大好物なんです  誓って

嬉しくて  幸せで  喜びばかりで
 楽しいばかりで


戦法はこちらの感慨に真贋を求めていないのだから
はやく謝意の証にハンを押し立ち去ればいいのに

一体どこへ

  

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