透空、ぱっくりこん(改訂)/
ひだかたけし
の美しい世界次元に
普遍を抱える意識の私
死の凍結の彼方へ
噴き上がる水の
白い噴流の束、
在らんとする
生命意志、
巨大なる
形成力の
思考運動
天空目指し
絶えることなく
捨て去る私事執着の
更なる惑乱魑魅魍魎
この世この生にて
どれくらいのことか
ちっぽけなほどに
可能でしか無く
何れ散開する魂意識の束括り 、
容赦無く降り続く雨の連弾 耳傾け続ける夜ノ裂開
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