休憩と宿泊の間には今日も火球がふっている/鯖詰缶太郎を読む/おまる
 

ただ「試す」だけだ。忍耐させて生き残った僅かな人間にだけ、それなり
の形の花束を与える。とどのつまり同意か敗退か。成長したい人と凡人。

>本を閉じるように耳を閉じる事もたやすい
>閉じたまま
>「きみをあいしている。」と言ってみる

この一節を読んでユングの「なぜ手に入らない存在ばかりに出会うのか?」
という話を思い出した。男が忘れられないのは女ではなく「女の影」
(男性の内なる女性性としてのアニマ)なのだという、あれである。

若かった頃は、金曜日の夜に、よくひとりで渋谷に行って、スタバでゆっくり
読書をする等していた。疲れ切って何もやりたくないし
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