いつか報われるはずの、いつか(悩み多き感情の詩 その8)/涙(ルイ)
 

滅多に弱音を吐いたりしない我慢くんは
このところ少し様子が変でした


今まで無遅刻無欠席で 無断で休むなんてなかったのに
度々遅刻したり休んだりすることが多くなりました


いつもどこか上の空で 生返事ばかり


ある日心配性センパイが声を掛けました
我慢くん たまには帰りにごはんでも食べに行かないか


我慢くんは本当はすぐに帰って休みたかったのだけど
せっかく誘ってもらって断るのも悪い気がして
一緒に行くことにしました


センパイ行きつけの焼き鳥屋さんへ
カウンター席に座ると まずは生ビールを
我慢くんはそれを一気に飲み干しました
普段は摂
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