いつか報われるはずの、いつか(悩み多き感情の詩 その8)/涙(ルイ)
 

何故にこんなにも軽く扱われなきゃならないんですか
ワガママ放題生きてる人間のほうが
ボクよりずっとシアワセそうに見えるのはどうしてですか


あゝもうバカバカしい
やめだやめだ やめにしよう
今日はとことん飲みましょう
酔いつぶれて倒れこんだってかまわない
浴びるほどに飲み明かしましょう


飲みながら我慢くんは 泣いていました
ひと目も憚らずに おいおいおいおいと
子どものように泣き続けていました


心配性センパイは我慢くんの背中を擦り続け
我慢くんは自分を抑え込みすぎだったんだよ
いつも自分より他人のことを優先して場の空気読んでさ
それは我慢くんの美
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