もう一つの七夕伝説  もっぷ/エヴァル−ジュ
 
も自らに云うどんなに困れどNIKONは売るな

こどもの日見た空よりも凄い空きっと見てからそこへ行きたい

諦めて見切り捨ててもいつか居る心に灯る不思議な灯り

東京が見える窓ある雪国のアパートメントで暮らして見たい

先生が選んでくれた歌抱きしめて灯りを消して見たいと想う

三時間過ごせば聴ける君の声待ちながら飲む夜のコーヒー

肺チクチクするよ私も友達に言えない理由悲しい理由

悲しみを説明出きず立ち止まる三叉路は問う生きるか死ぬか

からっぽになりたい時を耐え忍び神様と君を支えに生きる

錯乱の瞬間幾度も典子終えて無情にもさる練炭の冬

私にはわからなかった個のものは個の物想い悩みも歌も


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