AIを詩表現に利用することの損得について/室町 礼
ば、AIは廃れるどころかますますこれ
から表現の杖となり耳となり手となるでしょうね。
それはだれも止めることが出来ない。わたしなど、AIを
大いに汎用辞書、汎用百科として活用してもらいたいけ
ど表現の楽しみまで委ねるのはもったいないじゃないか
と思うけど、
そもそもですね、笑 「きみ」「ぼく」という汎用語が
出てくる昨今のファンタジー詩やファンタジー小説をみ
ていると、人間が使う言葉だって最初からAI的じゃない
ですかといいたくなるのです。ちなみにわたしは全投稿
詩において「きみ」「ぼく」を使ったことがない。投稿
詩に「きみ」と「ぼく」が出てきたら反射的に遮断しま
す。
それはすでにしてAI詩だからです。この意味、わかって
いただけないでしょうけど
大昔から詩人はそういう意味でAI的な言葉(みんなの言
葉)と戦ってきたのです。
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