わからない、だろうが/あらい
 
に解体した、私もまた
どうせ、啓(ひら)けても わからないことばかりだ――

 だからなぁみだり未熟で おもわれる肩抱いて その他にも縛って老いて。その胸を喉からここにしずかに 庇い要るための愚かに正しくて 眉をひそめたそれを知ったとき。
 未だこうしてたまには臆病な水差し戻して踊ってみてよぅ、実に穢れて出来損ないの赤面してナ。空気を押し出すように 大きく手にした木の幹に然と、放棄して、もっとはやく気づきたかった
 と、おいおいと凪いては、ダアダアとつよい力で釣り合いが取れている、
 絶え間なく空白に揺れたものだ。陰る火は大人しそうに膝の上でおねむり、目になじんだ朝もやに破約やさ
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