言語的ゴミ箱/
泡沫の僕
僕は言わば言葉のルンペンプロレタリアートで、
ゴミ箱を漁るように何かを紡いで生きている。
意味も救いも他者も自己も
全てゴミから掬い上げた。
半開きの口からはよだれが垂れて、
虚空を見つめる目は虚ろ。
出る言葉は溜息と同じ音。
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