傷ついた子どもたちの天国/百富
 
が、ぼくにとっての受難だった。大丈夫だよ、社会はあなたたちを見捨てることはない。ひとりひとりがひとりぼっちをかかえているセカイで信じられるかたへとご相談するんだ。



 社会へと席を置いておられるかたには責任感があるから、あなたを傷つける大人を故意に選ぶ必要はないよ。



「社会がぼくに教えてくれた3つごと」

 いち、大切なことを決断するときは翌朝まで実行しない

 いち、紙にみっつごと書いて主治医へとおみせする

 いち、公的なかたへとまずはご相談すること



 ぼくは生きることがすきなんだ。そのことにようやく気づいた。ずいぶんと傷だらけでも、ぼ
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