わするみづみづしひ、しとひらとなり/あらい
 
 幼稚なる良好に法外なみなさんをセントラル(井戸の底)において二階のなドべにいけ 乾きゆく鳥はあきらかと完全と平等の口うらをあわせ、裂け目から刻
「そりゃ、/そう/なんだ?/みすぼらしく/ならべられて」
 私はただ、足元をみていた
 かなつぼみに重んじられた菓子や珈琲などとはけっして、座席の布地、はむかってもヂ続して、このことは極めて生まれた子供
 指で押すと新しい記憶が埋もれるの、胸をうつほど
 わするあれがみづみづしひ。黒い縁が況(いわ)にルフランし、同時に谷間で波紋のよう飛散した純度とすなぶくろが舌のうえで、転がる町よのそのそと剥がれおもいは陰葉す。朝露の敵前があおい肉
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