殺したい人間はいないが
殺したい言葉はある
殺したい人間は
刃で殺すことはできるが
殺したい言葉は
言葉では殺せない
何故なら
言葉が通じるなんて
幻想でしかないからだ
俺の言葉で
 ....
生まれて初めて見た
こんなにも沢山のチマチョゴリ

京都で暮らしていた頃
頼まれ仕事で
結婚式場へお弁当を届けにゆく

式場は由緒ある場所
黄緑の木々が繁る、厳かな静けさの中
黒光り ....
トレーナーの背中には
デカデカとひまわりの花

ひまわりを背中に背負い
堂々と笑ってみせる

老いて枯れる姿は
怖くて醜い
生き切ったというように
見事に立ち枯れ
それでも明日へ
 ....
観測した事象は数光年遅い
気付くにはまだ早い

歴史はページよりもずっと重い
小説の命は万里よりも長い

聖書は最も膾炙した図書である

星座の名前は取り返し難い
ついてしまった嘘は ....
強い刺激を求める理由?
そんなものは忘れてしまった。

誰も何も言わなければ、
己に聞いても分からない。
きっと五臓六腑が応えるだろう。

「痛い!痛い!」
舌も食道も鍛えたはずの胃で ....
君が聞かないから、
君の好きな理由を勝手に話してあげる。
君の顔が好きなんだ。

いつも眠たげで、おっとりした目。
少し上向きで生意気な鼻。
「それで良いんだよ」と言ってるみたいな唇。
 ....
新月の
夜陰天空
太りつふと
現れ上弦の
半月へ向かい
少しずつ形なし
よりふっくらと

夜月の充ちて
丸くまぁるく
円を描きて
白銀の輝き響き
放ち奏でる迄に

然るべき ....
最近、インディー・ジョーンズに出てくるような
デカいタマキンに追い掛けられる夢を見るので
首班指名選挙で下手打ったタマキン代表をバカにしたせいで
タマキン代表の怨念がそんな夢を見させると思って
 ....
百十二月の街を歩いてみると路傍はすっかり秋の色をしている
見上げるう余裕を持てなっかったつい先日

少しだけ美っ子の私はせっかく下を向いていたのに

したと言っても左下の秋ばかり見てたから躓 ....
黒いヤミを彷徨うこともできず

一条のヒカリが死ならば

悲しく、虚しく、寂しい

時を止めることもできず

救いは生きること

絶望を味わい

希望を否定し

幸せす ....
思いがけず声をかけてもらった
その一言に胸を目頭を熱くした
大切に心で育てたあの日の感情は
言葉では言い表せない

未来からの自分の声を
しっかりとキャッチして
今の自分にリンクさせる
 ....
水を飲ませてください
光を飲ませてください

掴めない希望は要らないから
明日の無い今日は要らないから

水を飲ませてください
光を飲ませてください

まっすぐ生きてなくてい ....
なにを云うつもりもないけどね

株価が五万円台に乗ったとか
東京では中古マンションも億ションだとか

なんだかあの頃のバブル時代を感じるひとも
少なくないはず

テレビでは
 ....
ご飯を茶碗によそり
雨が言葉になると
薄暗い都電は
速度を少し落とした
アナログの路面
壊れた手続きの
続き
途中、メキシコとの国境で
和歌山県の破片を拾う
和歌山県になりた ....
僕の思う 街は
そこに街路樹の並んだ記憶にある
自転車で走った 道の
やけに 空の白かった 手に


雨の降っていた ワイパー
差した 傘を 僕は
僕のスポティファイで続けた契約を
 ....
私が死んだら
母は 私のことばかり話したりしないかしら
兄はその様をみて 困ったりしないかしら
父は 笑ってくれるかしら

私が死んだら
世界を巡れるように 骨を撒いてほしい
深層海流に ....
私何も見えなく開くなればいいのに


聞こえなくなればいいのに

言えなくなればいいのに

感じなくなるのが一頭いい(例えば空腹)
そんなことばかり考えるカケスは
カケスの中でも異端 ....
素直ちゃんは疑うということを知りません 

小さい頃 両親がいつも互いを罵りあっていて 
次の朝にはいっつも 
お父さんとお母さんは仲が悪いわけじゃないんだと 
何もなかったかのごとく  ....
 

弱いことは悪いのだと
固く信じた春がある

疾しい心は病んでいると
騙されかけた春がある

そこにはじぶんなんて
これっぽっちもいなくて

そうやってじぶんを騙してゆく ....
あんたはあたしの命
あたしの愛
たったひとりのあたしの好いひと
あんた以上に愛するひとは
現れないわ

     *

こころ変わり
もう愛してないの
気安くあたしに触れないで
 ....
新聞という情報ツールに
改めて、心底感心させられる

新聞配達をしていた十代の頃
それは重くて辛い紙束
それはただの新聞紙

日曜日の午後、夫の髪を染める
風呂場へ行く夫を見送り
足 ....
しばれた
しぐれ煮
かじかんで
つかめない箸
きざはしのくま

どんぐりあけびさるなしこけもも
ハチミツたべたいなあ、
くりすとふぁー
わたしが願う物語は
永遠の詩情に満ちた
風と雲と空と草木山川と動物と人が
みな自然に穏やかに
調和しながら
陽の光の中で安らぐことが
ずっと続くような物語

それぞれの役割があり
そ ....
君の黒と見紛う蒼に、
僕は何処までも沈んでいった。
君と同じ色しかない世界。
音さえもゴウゴウと沈んでいく。

思い出せ。
宇宙(そら)を見通すような青を。
彼方まで続く陽光の一筋を。
 ....
しっとりと濡れ開いて
桔梗の花の紫、いよいよ艶めき濃密に

しょぼんと萎び項垂れて
桔梗の花の蒼白、いよいよ掠れ薄れいき

秋、冬、春、夏、
秋、冬 そうして春へと

円環を閉じては ....
東の海

三月もまだ

やがて/光

訪れる  明日の

その故郷に
  私の椅子はありますか

それは幼い子供用の
やがて


私花を怯えますか

戴けて   悟る ....
今のお米は汚れてないから
研ぎすぎると旨味が流れる
昔は精米技術が未熟で
糠が米に残っているから
水が澄むまで研がないといけなかった

米を研ぐように
感覚を研ぐ
お腹が空いてない時は ....
めいめい

そんなちんけな捉え方を
こぎつねな甘さでどうしろと
意味をもらったよ

走り疲れたあんた
まだわかりまへんの

不器用ですから
いや、不気味ですから



司法 ....
サンサンな太陽の下で

キラキラと輝くワタシ

ポカポカの愛を抱き

ピカピカに輝く毎日
ファミレスの順番待ち
呼ばれたと思ったら
また中で待たされた
厨房は戦場
カチャカチャカチャカチャ
席に案内されても落ち着かない
ドリンクバーはグラスもカップも無い

押し寄せた俺たち ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
殺したい花形新次125/10/28 23:23
チマチョゴリの咲く庭花野誉11*25/10/28 22:48
ひまわりりつ2*25/10/28 22:19
ごめん消したクイーカ125/10/28 22:11
麻痺した僕ら泡沫の僕0*25/10/28 21:43
君を見つめる僕125/10/28 21:19
変容する意識ひだかたけし425/10/28 20:37
大いなるタマキン花形新次325/10/28 17:38
sすみれ日記  2017・10・28         蒼風薫エヴァル-ジ...025/10/28 15:49
多賀良ヒカル025/10/28 15:32
My Future525/10/28 12:41
キス秋葉竹125/10/28 7:51
325/10/28 6:58
鈴虫たもつ525/10/28 6:44
CD、スポティファイとそれから番田 125/10/28 1:23
私が死んだら短角牛1*25/10/28 0:40
カケスすなぜ、泣かないの  蒼風薫エヴァル-ジ...325/10/27 23:47
疑いようもないわたしたち(悩み多き感情たちの詩 その5)涙(ルイ)225/10/27 23:27
ガードレール秋葉竹225/10/27 22:22
カルメン!りつ2*25/10/27 22:05
足元の新聞花野誉12*25/10/27 22:01
収穫wc525/10/27 21:30
時間の中の自由杉原詠二(黒...3*25/10/27 21:12
深青泡沫の僕225/10/27 21:02
秋の想い/私と云う舞台ひだかたけし725/10/27 19:41
ときめいて     蒼風薫エヴァル-ジ...425/10/27 18:07
研ぐりつ4*25/10/27 14:56
意味をもらったよ弥生 陽525/10/27 14:51
サンサンな太陽多賀良ヒカル225/10/27 14:26
盲目6*25/10/27 12:46

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