訳もなく
わきあがりうきたつ
午前のこの時間、この一時

わたしはひたすら
しずかなよろこびに貫かれ
無言でひろがる青空をみる

いつか、
この空の青みに
雷鳴が轟き
亀裂が走る ....
人間は脳の10%しか使っていない

なんて
言われてきたが

最近の研究で
脳は常にその100%を使っている
という事が明らかになった

とはいえ
記憶の存在する場所が
脳の中
 ....
五十鈴



豊受
かわたれ時に片割れを

朝月になぞらえて



あれが上弦なのか

下弦なのかもわからないけど


片目を閉じる疼きと

左手のしびれたような感覚に


ため息をつく
 ....
土手の
草木が揺れている
熱い風が吹き
彼岸花はまだ咲かない

夏の後ろ背を追いやったはずの
秋が
今日一日、夏の再来に追いやられ
せめぎあい渦を巻く
木霊が
生来の不安と恐怖と孤 ....
猫に従って公園で雪を焼いた
こうばしく焼けてて繁昌だ
冴ない流しを伴った年若いパ・ドゥ・シャ
やがて霧を映したバロネ

あわい谺に教わり月を結びつけた糸を裁つ
しぼまないで、泣かないで、真 ....
埃臭い上着を着込んでは
空の力におちていく
少しずつ
少しずつここへ
どうしてもぼくは

火が両拳をつつみこむ

確かなものだけが
確かに応えようとする


くるくるま ....
完全な笑いと共に生きた
突然身悶えするほどに
心は立派な大人だと思えるのだ
いつかお前もまたおねしょマン

誰かの無知なひとことが
懐かしいほど嬉しい
旭将軍、哀しいね
信じちゃえる心 ....
二〇二一年十二月一日 「夜の大海の中で」


 ヤフオクで落札した、グレゴリイ・ベンフォードの『夜の大海の中で』が到着した。画像で見た表紙の傷は仕方ないけれど、本文はきれいだった。本体190円+ ....
少し芯のあるパエリアを
何も言わずに食べる
失敗は復唱しない、
一度失敗したら、
もうそれで良いのだ
失敗は、
天国への階段だから

半年がすぎて
さあ、
もう一度パエリアを作る
 ....
何故惹かれるのかわからないので、私は引き金に指を掛けています
何故私のものにしたいのかわからないので、さっきから扉を開けています
わかってしまうことからずっと逃げているのです
私は泥棒です
貴 ....
三日も止まない雨
時々全部夢だと思う
戻りたい頃があることに驚く
どうせ血の塊
形があって何か考えてられる方がおかしい

生きとしいけるもの皆
間違えた道の一例に過ぎなくて
何故心臓は ....
永遠のとなりに住む
たわいない話を
気が向いたときにだけ
永遠は永遠だから
こちらのことなど気にもとめない
回覧板を届けに行っても
ゴミ捨て場で挨拶しても
忘れたような顔をしている
あ ....
さてそろそろ
この場も卒業かな

なにせ
投稿した詩のほとんどが

いつも
TOP10を飾っているのだから

TOP10を見るたびに

自然とわらいが
こみあげてくる

気 ....
豚一殿の今晩の





夕餉は何の花が咲く





















桜は生姜と甘口醤油

 ....
そう、私にはもう、あまり時間がないから、
伝えて欲しい

  私は、乱れ、渇き、騒がしく
 どこへ行きつくのかしれない、嵐だった
だから 私の生は、私の次の生は、 
穏やかな静寂に満ち ....
六十を越えたので
会社の再雇用制度を
利用している
もうボーナスは出ない
仕事も閑職しか与えられない
六十五まで
そう、年金が貰えるまで
邪魔者扱いされても
しがみついていくしかない
 ....
躍動するこの魂は
年若くして老いた魂を後にし
悦楽に浸った青い春を
遥か飛び越え
美しさと残酷のセカイの深みへと
闇に包まれ入っていく

とおい、とおい
遠いよ
澄んで湧き出る泉の底 ....
痛み

香り

茂み
転倒しそうで、転倒しない、てんとう虫。
背が裂けてわれ、血がふきだすかと思いきや、
背中はふたつの羽となり、身はかるがると天に舞う。
そのようにして文字虫も 裂けて詩へとなればよい。

重か ....
私はもしかしたら人ではないのかもしれない
人と人の間に存在を許されるのが人間というものならば
私は人間ではないのかもしれない
私は人と人との関係性の中で生きてはいないのだから
それならば私はい ....
でたらめで、バラバラで、どこからでも飛んできて、どこへでも飛んでいく、そんな君だったけれど、君を構成する粒子は少しずつ君自身の色を帯びるようになってきた。

めちゃくちゃで、ぐにゃぐに ....
晴れの日なんてキライなくせに
雨が続くと気分が滅入る
陽の光を浴びるなんて
似合わないと分かっていても
たまには光合成が必要だなんて
ヒトのくせにおかしなことをいう
清々しい青空には
苦 ....
青が開ける
まっさらな朝の空
光は弾け

わたしの心は静まり
魂の均衡と調和のうちに
世界のすべてを受容する

歩き過ぎる若者、ひらいた本
咲き誇る花、杖つく老人

みんなみんな ....
九月の白い公園には
壊れがちな光が降り
睡たげな水がめぐり

ところどころ
彫像のように置かれた
不在
欠落
空虚

彫像のように
けれど輪郭は持たず目に見えず
けれどたしかに ....
○「家庭菜園」
種をまくと
芽が出る
そして
ぐんぐんのびてくる
誠に不思議だ!

○「秋」
日陰の涼風と日向の強い日差し
朝夕の冷え込みと日中の残暑
秋は
極端から極端へ変化す ....
張り詰めた空気
男前な顔をして
足早に歩く、俺
トイレに急ぐ俺
少し怖いですね

緩んだ顔をして
は~んと嬉しげ
トイレ出た、俺
ぴりついてちゃ
いかんよ、君達
腐りきった抑圧を解いて沈没してく 夜通し
梟はトランペットを吹き、糸電話で木馬に繋げる

どたんばたんと途が啓く

砂時計を炭酸に溢して黄土色の失語症の会議を待った
だいぶ物理的なフェイク ....
い、インドにはインドの流儀。
ろ、ろれつが回らずおかしいな。
は、ハブ酒のんでいいきぶん。
に、にくばかり先に食べないで。
ほ、ほっかいどうだよおっかさん。
へ、へんな日本語つかわないでよ。 ....
干し草を積み上げて小刻みに揺れながら
走る軽トラみたい、知り得ない生き方
不意に近付きすれ違う
同じ約束を抱えて巡り会えた
私にはまだ解けない数式
軽々と正解、撒き散らして去る
砂埃と ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
空の青みひだかたけし4*22/9/27 11:02
前世の記憶などが集う場所st322/9/27 3:57
令和4年9月26日(月)みじんこ1*22/9/26 19:59
めもうし022/9/26 19:49
夏の後ろ背を蹴るひだかたけし3*22/9/26 19:48
猫の舞soft_m...122/9/26 19:27
CALL 湯 煙2*22/9/26 18:29
鶏の大地soft_m...022/9/26 17:32
詩の日めくり 二〇二一年十二月一日─三十一日田中宏輔13*22/9/26 13:54
天国は待ってくれるatsuch...6*22/9/26 12:17
不可思議妻咲邦香222/9/26 9:26
ディレイ122/9/26 9:24
A炎やまうちあつ...022/9/26 8:01
卒業st122/9/26 5:42
Bush meat Under groundTAT122/9/26 1:34
メッセージいねむり猫022/9/25 23:07
CM花形新次022/9/25 21:52
魂のプロセスひだかたけし422/9/25 20:08
令和4年9月25日(日)みじんこ022/9/25 19:53
てんとう虫菊西 夕座1*22/9/25 18:39
地球の昼休み岡部淳太郎2*22/9/25 18:14
人生が始まる葉leaf122/9/25 17:26
日曜日、ハレ坂本瞳子022/9/25 14:13
みんなみんな、ひだかたけし222/9/25 10:30
九月の白い公園塔野夏子1*22/9/25 10:16
独り言9.25zenyam...0*22/9/25 9:43
妙に男前りゅうさん122/9/25 3:03
Träumereiあらい022/9/25 1:45
カルタシマス妻咲邦香222/9/24 23:12
リュート222/9/24 23:07

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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