ファミレスの順番待ち
呼ばれたと思ったら
また中で待たされた
厨房は戦場
カチャカチャカチャカチャ
席に案内されても落ち着かない
ドリンクバーはグラスもカップも無い

押し寄せた俺たち ....
忘れていたことを
突然想い出すとき
生きてることが恥ずかしくなる
ほどの恥ずかしいことばかり
脳裏に浮かび
浮かびつづける連鎖に
家路への夕暮れの道で
いきなりちいさな笑いを
笑っ ....
○「駐車場」
スーパーの駐車場は
僕の田舎の高齢化が
よくあらわれている
ふらふらしながら前屈みに
歩いている年寄り
買い物カートに寄りかかりながら
歩いている年寄り
こすりキズつき車 ....
{引用=
白のなかの白、のなかの白。のなかの 白、白。白という色彩。 白、光線と あわい影、と白、のなかの白、白。白色光のなか、白と 風と、光と、白と、砂のなか。白。淡い色彩 白色の塗料。白、のなか ....
黒に青が混じって 紺
夜に空が混じって 海
髪と瞳が混じって 睫
うちの眠った 場所はどこ
約束のトンネルに咲く花の色 
ちいさな嘘を薄めたら もっと哀しい
泣いた朝を薄めたら もっと止ま ....
木は生えた 風景の中に
訪れた 公園に 色は
焦げ茶なのだとこの目には見えた その
僕の持つ この 知識によって
そして 今日も生きている肉体で
一本の 立つ 空の下で
今日も 一人 歩い ....
朝、西の港にちかい道路で白いセンターラインから少しだけずれて、一羽のカモメがその羽を閉じながら蹲っている。前方に何台か続いている自動車がほんのすこしだけハンドルを切りながらそれを避けてゆく。寿命なのか .... 道を間違えて迷い込んだ学生街
近隣でもっともお安かったから入ったのだ
その店の名は「クマリマー」
大きな窓辺にガネーシャが並ぶ
とてもすいているカレー屋さんだ
最近の学生は裕福なのだろうか( ....
泣いている君に、僕は優しい声をかけた。
背中をそっと擦り、優しさを装った。
君が泣きながら並べる意味不明な理由に、
「僕と同じだ…」と嘯いてみせた。
「分かるよ」そう言って、僕は一粒だけの涙を ....
自称詩人の口から尻に
鉄串を刺して
炭火の上でグルグル回転させていると
自称詩人は最後の足掻きとばかりに
自称詩を口にした

回る回るよ
私は回る
表面こんがり焼かれながら
昨日は無 ....
忘れられた
未来を
予感する
思い出の
果実は
見守っている
どの道終わる歩みを
一歩一歩
大丈夫だよと
終りまで 終りまで。ああ

人類は
何万年もの大昔から
争いをやめな ....
ひとり
またひとり
命を消した
シャボン玉のように

まだ子供だよ
多くの人が気付かぬ裏で
屍が積み重なっていく

話を聞いてくれる人がいたら
問題を解決してくれる人がいたら
い ....
色づき色あせて
歌うように踊るように
散る 桜の葉
どの葉も負けじと
秋風に身をまかせ
散って 散りつもる

もうすぐ雪が降る
降って 降って
降りつもる
こどもらの歓声も
臨終 ....
じとじと 窓は雨に濡れ

ぽたぽた 心に刺さる音

ばらばら 身もほどけ

ぼつぼつ 考えても

しとしと 時も音なく

ざあざあ 涙ちびるけど

びちびち 空も私も一つ
 ....
そらの水槽を
ゆっくりと魚たちが滑空してゆく
僕たちの教室は
まるでへばりついた岩影みたい
どこにも行けない窮屈さで
ぶつかり合う金魚たち
尾鰭や背鰭がひらひら
揺れ惑う
こころだけ狂 ....
全ての果ての全ての果てを
物凄い速度で追い越し
光の街路を遡り
取り囲む風のチューニング
避けようもなく吸い込まれつつ

意識の奥の奥に自ら敢えて入り込む

  ★

いつしか此処 ....
そこに子供の姿はなく

大人たちだけが殉ずる化のように


黄葉の輝きが干からびた胎児のごとく打ち捨てられる頃

までの林檎飴の祭りhしつも   日没を知る港にて

時雨れるまでは兆 ....
夢の中で   夢を見た

眩い陽光が私を包んで
小鳥が私に歌を歌って

あなたが私の隣に佇む


夢の中の  夢から覚めて

陽の差さぬ部屋にいました

小鳥の声はとっても遠く ....
あなたが今  見ているのは何?

きっと続いているはず

空だといいな


こちらは酢講師グレイッシュ


思いが重なることはない

知ってる    生きてきたぶんだけ

 ....
自分の弱さを隠したくない夜がある
誰かのせいにして誰かを求めている

そうやって明日のパズルを組み立てながら
崩れそうな不安を積み上げている

ガードレール越しで携帯を覗く子
 ....
巨大なるもの暴走する
わたしの頭のなか
知らない私の真っ白な視界 

廻り巡り廻り巡り
次第唐突
つぅうと垂直
舞い落ち流出する

萎びつつ在る物抉り出し

もう用済みだと 、
 ....
キスをしたい。どんな。夜の水滴のような。
短い呼吸と音楽。それは部屋かな。
きっと部屋だろう。個人的で親密な部屋。
わたしはきみと初めてだ。初めての夜。


窓は薄く部屋の明かりを消したら ....
もう幾日窓は閉じられたままなのか、もうどれだけ同じ回想と妄想を繰り返したのか、日付はかろうじて把握してはいたが、それが現実として自分の中で機能しているのかどうかについてはまるでわからなかった、思考 .... 日を左右に反転させても



日を上下に反転させても



日を裏から見ても



日はどこから見ても



日はすべてで

時空間ととも

自遊自 ....
やさしい詩を
夜に編みたい

たとえば
晩ごはんのポトフが
美味しくできて
舌を火傷したこと
たとえば
昨日は晴れてたのに
朝、洗濯をし忘れて
また晴れの日を待っていること
たと ....
ギターが欲しい
自分の詩をお気に入りのコードにのせて
大衆の前で歌えたなら
どんなに気分がいいだろう

好きなことが何か
教えてくれた
いつか君と一緒に歌いたい

どうして空が青いの ....
突然の電話で私の詩を褒めちぎる
たまたま同人誌への掲載作品を読んで
ここがこう素晴らしくて感動しましたと

その批評は見事で褒められて嬉しくて
こちらもデレッとしてしたところで
この詩を多 ....
裸の枝に実る柿

菊西 夕座


季節が頭をめぐらせて仰ぐ空へと囁くたびに
懐かしさは生まれた日の ....
つたのお家は さびしいね
 枯れ葉が ほろほろ はだかんぼう


秋のお庭は さびしいね
 のこったアサガオ ひとりぼっち


月夜のデッキは さびしいね
 子猫が 母猫おも ....
リベラルだ保守だと何もできないまま一度しかない青春を
犠牲にして良い意味での自己主張をしてきた60代70代の方々は
すでに老害のフィルタに入っているにしても、
経験と財力によりAIを使いまだ変化 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
盲目6*25/10/27 12:46
秋葉竹225/10/27 7:46
独り言10.27zenyam...4*25/10/27 4:32
白の素描ryinx725/10/27 4:18
NAVY唐草フウ10*25/10/27 1:43
何の変哲もない休日番田 525/10/27 1:18
無常戦争2本田憲嵩925/10/26 23:12
学生街のカレー屋さん松岡宮1225/10/26 21:06
空っぽの悲哀泡沫の僕125/10/26 20:56
自称詩人の串焼き花形新次425/10/26 18:37
思い出の果実 ※(曲付き)こしごえ7*25/10/26 15:25
いのっちの電話なら625/10/26 14:42
色づき色あせてただのみきや6*25/10/26 14:38
あめ音と無題多賀良ヒカル125/10/26 14:25
水槽りつ7*25/10/26 13:44
はい!VISION ひだかたけし7*25/10/26 13:09
舟歌    蒼風薫 エヴァル-ジ...325/10/26 11:36
あなたはどこにもいませんでした    もっぷ225/10/26 10:26
空だといいな             蒼風薫225/10/26 10:03
ガードレール自画自計725/10/26 2:43
点火ひだかたけし725/10/25 19:53
わたしはきみとキスをする。ねことら725/10/25 17:35
生き続けるほど運命は奇異なものだとわかるホロウ・シカ...2*25/10/25 14:41
多賀良ヒカル225/10/25 14:24
よしなしごとりつ6*25/10/25 14:02
いつか君と9*25/10/25 12:46
食物連鎖の同人誌イオン9*25/10/25 11:47
裸の枝に実る柿菊西 夕座13*25/10/25 10:34
みすゞ月乃 猫16+*25/10/25 9:40
立体的なピザが食べ尽くされる前に足立らどみ2*25/10/25 7:09

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
0.56sec.