傷口を見せていた頃
母に手当をしてもらって、、、

今は 誰にも見せない
心の傷さえも、、、

自分でなんとかする
頼るのは自分だけだと
言い聞かせていた

そんな強がりを
 ....
明日消えていく空のことを
僕は果たして君に歌えるだろうか
明日消えていく風のことを
明日消えていく雲のことを

どこか遠くの
台風のせいだろうか
たえず眠気がやって来る
停滞の自室で
 ....
○「より良く生きる」
全力で考える
全力で行動する
全力で反省する
人生はこの繰り返しだ

○「不安」
全力で立ち向かっているときには
不安は消える

○「悩み」
悩みはピンから ....
酒は金土しか飲まなくなった
煙草を吸う本数も減りつつある
ジャンクフードは少し胃もたれするからたまにしか食べない
どうでもいい男とは面倒臭くなって連絡を絶った
早く起きて外を1時間歩くこと ....
不確かな
それはとても不確かな
不安とでも呼ぶのだろうか
心の中はきっとグレー
くぐもった気持ち
なんともスッキリしない
中途半端なグレー
これが身体の中で拡がっていく
涙が流れる気配 ....
死にやがれクソと
涙ながらに言いたいが
そも生きているのか知らない。
生きていたら殺したい。

くらい好きだった。
春が来ると
桜の下に死体があるのは当然で
一緒に屍の汁を啜った。
 ....
暗い地平から
せりあがって来る
あなたのたましいを吹き抜ける風

夜風には匂いがある
夜風には匂いがある

それは静かな心の諦め
誰かを愛した心の残り火
最愛の人には届かなかった
 ....
確かに追い風の世界を逃した
たしかにおいかぜのせかいをにがした


笑顔ときっと、十月十日へ
えがおときっととつきとおかえ
結局静寂がなかったのが原因なのだろう。私の試作は粗々しく、静寂を知らなかった。一点の波紋を観察することで分かる事もあっただろうに。歪んだ景色が映っていたのだろう。そこには書きたい衝動や、書かなければと .... ワイシャツの前ボタンに指を掛ける

ワイシャツって、Yシャツ、じゃなくて
ホワイトシャツの略なんだって、知ってる?

とか聴きながら、ちょうど耳元に
息を吐きだす関係を維持したままで
 ....
殺人犯が
自分がやりました

なんて
自首することなど
ほとんどなく

むしろ
ウソをつき通すなどして
逃げ回るのが普通だ

かくして
ウクライナの虐殺などを

ロシアがフ ....
二〇二〇年一月一日 「ウィルス」


 あたいの携帯、へんなウィルスに感染しちゃったみたいで、勝手にアドレスを書き換えられちゃってて、知らないひとにつながるようになっちゃった。でも、偶然 ....
正解ではなく
偽薬はずいぶんの作用を引き倒す
その日の朝に
ひとがたをのこした版画の川があり
華麗なキャンバスに塗り潰した
透明なマスカラで見開かれた扉の対岸へ
ゴーストは愉悦に浸る ....
時は静かに遡行する
魂の源頭へ
懐かしさに貫かれ
直進する時を凌駕して

揺れるカーテン、丸まる猫
大地がカッと割れていき
遥か銀河が渦を巻く

明るく白んだ道をいく
我、たましい ....
にんじんを刻みながら
風のみつ編みをおもう
それは水面をふるわせ
はげしく雨を叩き合せる
老女につかまれる
ほそくて
ながい
時のすがたを知れる

おしゃべりなちえの輪
ま綿の花束 ....
{引用=ヴィーナスの骨格標本}
ぼんやりした横顔に秘密がひとつ擬態する

ぼくは夢に絡まったままコーヒー自殺を図った

飛行機に乗る人とよく目が合う朝

青く濁った空の吐瀉物からなにを紡 ....
中庭と廊下に
誰も居ないことを確認して
使うことのない鍵を握り
少しだけ明るい裏庭に出る


低い草と
色の無い花の間を抜け
影の無い径に出る
薄暗く揺れる午後に ....
水音は昇る 水音は昇る
脚を伝って昇り来る
水は落ちる 水は落ちる
だが水音は昇る
水音は昇る
手指の爪に光の針が立ち
関節に光の毛がそよぎ
風に当たると消えてしまう
視界が
少しだけ苦しくなる
口の奥が何処よりも深いその人は 一人称以後の薄い唇に
なにかを落としたような声を
そっと埋める



最後の指のかたちで 語りかけながら
触れたのは

石の皮膚 濡れた風


 ....
○「年度始めの苦悩」
真面目に考える人は
大変だあ!

☆「荷」
時として自分の能力以上の
荷を背負わされる時がある
荷が重すぎると
頂上に立てない

○「ありのまま」
弱さも欠 ....
新しいフライパンがくっつきやすいので
古いフライパンで焼いていた
それは食材をくっつけたりはしないのだが
火の通り自体は甘い気がした
焼きそばは特に食材をくっつけやすいので
迷ってしまう フ ....
まよなかに
めがさめるのは
きのうがきょうを
こいしがるから
こまぎれに
くだけてきえるひとつのあかりが
さびしくて
こころぼそくていられないから

君が寂しさと呼ぶものが
僕には ....
きけせかい 時は春の暖かみ
散乱するノイズ
辺り一面の死体
殺戮は不断に隠蔽され 
花吹雪が街に舞う
涙が溢れて
光が散乱して
此処は業火の世界
善悪の区別なく
焼き尽くされ
すべてが
灰塵 ....
ひとり見つめる青空を
透かし通した大宇宙を
あゝとてもクリアだ
わたしはひとりだ

充ちる春の街を行く
どこもかしこも光の散弾
弾ける人々の笑いは満ちて
いのちが優しく芽吹いている
 ....
3人集まれば社会が生まれる
2人だけなら世界が生まれる
1人きりなら秘密が生まれる

人間は321部隊で
制圧されている事を踏まえて
この作戦で突き進め
いいか恋愛に挑んだものに
敗者 ....
Для детей
(子どもたちのために)

と胴体に
白いペンキで落書きされた
ミサイルが落下した

避難しようと
4000人もの人たちが
集まっていた駅めがけ

残酷な贈り物 ....
今日は日曜だから
少し泣く
だって明日から新学期
少し泣く
宝くじが当たらないから
卵焼きが上手く作れないから
メールの返信が来ないから
誰かの声が聞こえないから
少し泣く
空は晴れ ....
唾を吐き出して、溝を入れ換えてみる
(ああ、そうか、悔しいのでしょう、)ね。)
何一つ生まれてはこない、ここ庭の隅で、ですからぐるり
 と囲う柘植の柵をいつまでも見届けるのわ、らわら
右に ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ruruka0*22/4/12 13:07
明日消えていく空のことをホロウ・シカ...022/4/12 10:02
独り言4.12zenyam...1*22/4/12 6:35
無題 リハビリ無地122/4/11 23:35
グレーは不確かな色坂本瞳子1*22/4/11 20:59
きのうのソネット2佐々宝砂122/4/11 19:33
初恋ひだかたけし422/4/11 18:33
回ってる水宮うみ2*22/4/11 17:36
見定める武下愛3*22/4/11 9:39
こころ刺し秋葉竹122/4/11 9:19
フェイクと主張するのは当たり前st222/4/11 7:01
詩の日めくり 二〇二〇年一月一日─三十一日田中宏輔13*22/4/11 0:01
遮光と被覆、傘の足下。あらい022/4/10 19:55
霊性ひだかたけし2*22/4/10 19:10
湖畔にてsoft_m...3*22/4/10 18:34
平和主義者の丑の刻参りただのみきや3*22/4/10 15:06
裏庭を越えて木立 悟222/4/10 15:05
ノート(水)122/4/10 15:04
ノート(手指)122/4/10 15:03
桜と脳末下りょう3*22/4/10 10:29
独り言4.10zenyam...3*22/4/10 9:51
フライパンと戦争番田 022/4/10 1:44
ぬかるみ凪目322/4/10 0:06
HTWIN0RI022/4/9 23:30
ブチャの春ひだかたけし222/4/9 20:09
ひとり(改訂)322/4/9 14:06
321部隊イオン0*22/4/9 13:06
ミサイルの贈り物st322/4/9 12:00
にちようやまうちあつ...322/4/9 8:40
一平米の憂鬱アラガイs6*22/4/9 5:18

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