天才なんかただの蜃気楼
凡人が理解したただの理想郷

だって、理解出来ないから?
だったら、天才と名付けるな

どうせ、わからないから?
どうして、視界を狭めるんだ

天才が増えるほ ....
マスク越しの
口づけなんて
別れには切なすぎるが
それも仕方ないご時世さ

ああ、そのままで良い
思い出は綺麗なままが良いんだ
俺はおまえの瞳に惹かれた
それで充分だ

おっと、マ ....
燃やされるのはこわい
人のために死ぬるのは
何もかも未来のために
捧げてしまうのはこわい

朝陽が昇って
青い空と一緒に
からっと晴れた気持ちで
殴った
潮風が気持ちよく
涙の跡
 ....
風を待つ秋の夜に路傍で空を見上げていると小さな星がひとつ消えました

その星の光は何万年もの旅をしてここにたどり着いたといいます

何万年も前に小さな星は消えていました

私が見ていたもの ....
無数の砂鉄が強烈な磁力に引かれある一点に群がるみたいに闇がひしめき合っていた、密度は増し続け、それは完全なる黒とでも呼べそうな、もはや重力と呼んでもかまわないようなそんな黒だった、俺は緩慢な瞬きの .... 世界は豊かだと

ふと思い


願わくば

心豊かにあれますようにと


そんなことを願う


ちなみに今日は電池の日だそうです
蒸しパンたべました
空いたフクロのなかへ
いっぴきの
蠅が入りました
うふふ
なぜか腹の底から
わらっていました
ヒトがいう
≪命の尊さ≫の
危うさを
まぶしい日々が体を通り抜けて、さみしさに追いつけない。約束のブーケをつないでくれた命の舟に、壊れていく今日が降りそそいで。心の目が開いていって、お日様に目を合わせる。
とまらない花束の祝福がそえられ ....
波の音を聞くと
ガラスの破片で
胸を切ったように痛むんだ
手を重ねて誓った未来が
抜け落ちてまた鼓動をなぞる
望んでも二度とは
戻らない時間が
そこに流れて
切なくなるから尖ってしまう ....
コロナの原因が
ミンクかも知れないとかなんとか
ヤホーニュースで見たような気がするが
あれはゾルビデムの影響なのか?
それにしても
ハクビシンくんとかミンクちゃんとか
妙に愛くるしい動物が ....
一つ銀河を買った
安かった
お値打ちだよと町の骨董屋が言った
どのへんのですかと尋ねたら
古いのだからずっと遠くのらしいねと答えた
持って帰って
包みをほどいて中を覗くと
赤い惑星に
 ....
かつて
人の夜は
静寂だった

無音の
冷やかな空気に
包まれる

音を伴わない
声を聴く
動かない静けさの
声を聴く

沈黙に耐えられぬ
饒舌
黙考に耐えられぬ ....
病を得ても
私は益々軒昂だ
信仰とは無限の希望
希望に生きるとき
その生命は充実する
美しい世界を知らない美しい人々
この夜を朝に変えることもできないのに
大気が乾燥しているから今日は空が綺麗だ
アスファルトの上を模様のように這うトカゲには太陽は目に痛い
そう、そのきみが太陽か ....
神々の夫婦喧嘩で
あたりちらし流れ着いた新しい愛

それは朝の空に浮いているみじかい月のように欠けているから綺麗だ
浜辺で月が太陽を追い落とす時
酔い潰れる死からは逃れられない
死には遠慮 ....
「太陽の失態」午前1時

のんきな太陽が退屈のあまり海を覗いたそうな
するとパラオの海にぽちゃんとおとなしい波を落としてしまったそうな
だから大西洋はいつも時化なのだそうな


「眠りあ ....
暗闇
行軍

泥まみれ
腰まで川
流木

照明弾
潜伏
腕だけの物
脚だけの物

暗闇
進軍

全身泥まみれ
寒気
眠気

脱落

暗闇
かわいた喉かわかし
凍りついた夜の欠片
言い聞かせて飲み込む
染み込むかなしみ、藍色
なんにでもなるさ
君が笑えるなら
{ルビ夜留=よる}をぺしゃんこにする
怪獣にだって

吐き出す ....
テレビを点けたら
そこはアメリカ合衆国
ホワイトハウス前 

バイデン推しの国民と
トランプ推しの国民が
まっ二つに入り乱れ 
ポリスマン達は{ルビ眉間=みけん}に皺を寄せて
にらみを ....
「こらっ、バイちゃんダメでしょ!」
「んあーっ」
「この黄色のスイッチは
絶対押しちゃダメなの!」
「んあーっ」
「これ押したらね、バイちゃんも
バイちゃんの大好きなプディングも
全部ぶ ....
放り投げていたわたしを
私が拾い
抱きしめた時
やっと私はわたしを知り
温かな諦めで
ぽっかりと満たされた
降りていく
夜空の底へ
降りていく
瞼を閉じて
降りていく

やはらかなそこへ
そこなきそこへ
はらはらはらはら舞いながら
やさしいことのは散らしながら

降りていく
宇宙の底 ....
こう見えて
俺はあいうえお作文の天才なんだぜ
ノーベルあいうえお作文賞があったら
間違いなく5回は受賞してるんだけどよ
賞を作ったダイナマイト製造鬼が
あいうえお作文作家に
恋人を取られた ....
17歳の時に書いてた詩をみつけて
乾いていく心を守れなかったなと思う

ばかものよと
誰かに言われるんだろう
二〇一四年六月一日 「偶然」

 あさ、仕事に行くために駅に向かう途中、目の隅で、何か動くものがあった。歩く速さを落として目をやると、飲食店の店先で、電信柱の横に廃棄されたゴミ袋の、結ばれていたは ....
生きるのが悲しいとき
空がありました
お金は無くとも学は無くとも
愛するものが無くとも
愛されることが無くとも

顔も髪も服もゲロまみれで目覚めて
一言
綺麗だなあ と
呟いたあの瞬 ....
「足萎えの人魚」って
人魚には
足が無いっしょやぁ

だから、それは
人間になった人魚のことさ

満ち足りない希望を
欲望に換えて

「海に沈む狐」のように
漣に涙する夕日に向か ....
存在、存在、存在、存在、存在、在存、存在、存在、存在、存在。
9つの存在と1つの在存、そして在存を異物と見なす僕らの存在。
闘いの始まりではなく
始まりの闘いが続いている

クローゼットの把手の
象徴は
クローゼットの中の死体に拠るよりも
振り返った先の
あなたの微笑に降ろす
錨かもしれない

そうやっ ....
これなにかなって?
笑いあう
くちびるふれあせて
あたりまえのように
名前を呼んで、呼ばれて

つながった心つながったままで

終わりなんだな
思うほどに
君を想うよ
崩れ落ちる ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
天才なんか居やしない月夜乃海花020/11/12 23:10
ハードボイルド・スタンリー「さらば荒野」花形新次020/11/12 23:07
人間こわい奥畑 梨奈枝520/11/12 22:44
光 プリズムおろはげめが...1*20/11/12 22:23
そして鍵の形はいつも同じではないホロウ・シカ...1*20/11/12 22:14
めもかば220/11/12 22:03
空腹ナンモナイデ...3*20/11/12 21:02
天球トビラ2*20/11/12 18:19
感情回路ミナト 螢720/11/12 17:54
ミンクの叫び花形新次020/11/12 17:47
銀河を買う[group]道草次郎1120/11/12 17:13
音のない声シホ.N320/11/12 16:53
断片渡辺亘120/11/12 16:09
オリオン座おろはげめが...1*20/11/12 13:04
みなしごの詩1*20/11/12 12:57
ふみんふーみん道草次郎120/11/12 9:00
ヨロシク020/11/12 8:08
夜を侵略するトビラ0*20/11/12 7:13
コトバの剣服部 剛120/11/12 0:01
もしも大統領の脳が軟らか過ぎたら花形新次020/11/11 21:56
_小原あき420/11/11 21:32
むおん ちんもく むげん むていひだかたけし320/11/11 21:25
あいうえお作文花形新次020/11/11 21:20
自分の感受性くらい鳴海420/11/11 17:36
詩の日めくり 二〇一四年六月一日─三十一日田中宏輔15*20/11/11 14:55
生きるのが悲しいとき印あかり820/11/11 13:20
与一とお園板谷みきょう020/11/11 12:45
在存クーヘン0*20/11/11 12:39
海の把手道草次郎220/11/11 11:13
すときのあといトビラ3*20/11/11 10:56

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