朝の気温が違う。
ほんの少し、昨日より低い。
汗をかく量が昨日より少ない。
窓の外の景色が少し違って見える。
風が変化する。
においが少しずつ変わっていく。
こうやって季節が動いていく。
....
童貞が
洒落で道程を読んで見る。
どの程度理解するか。
曇天の下ふと思い出す。
重い 重い! 重い!!
振り返るな!
私の詩は詩なのでしょうか?
どなたか批評お願いします。 ....
どうしようもなくなったら
髭をそるだろう
髭をそることを するだろう
油っぽいバサバサの白髪まじりの髪や
そろそろ着替えたい肌着をさしおき
やはり髭をそるだろう と思う
詩 ....
渋谷Q-FRONTの電光掲示板に流れる
ジャニーズのリリース情報を眺めるみたく
あなたのマスクに流れる文字を見つめる
試しに近くの人のマスクを
じっと目を凝らして見つめてみて欲しい
浮か ....
The more active people are
The nesting must have endured
I feel sick when I stay at home all day ....
けだものだったころが、もうあんなに遠く
淡い水色を地に、薄紅色の薔薇柄の薄いカーテンが
夏の終わりの風に
パタパタ揺らめいていて ベージュのソファがあり
包帯
外の桜の木の緑が、盛りだけれど ....
あのですね、あのですね
ここに縄がありますよね?
ここでゆらーんと揺れれば
ふわーんっと飛べちゃうんですよ。
なのですが、なのですが
どうにも結び方を知らなくて
調べたらなんたらノック ....
誰もいなくなったようなので
過去を忘れたようなので
身の丈を知ったようなので
少年は心が軽くなりました
少年の目は脆すぎる安心の中そっと開きます
当然にある日常、という名の奇跡
す ....
澄んだ眼の秋刀魚を
団扇で煙を飛ばしながら
七輪の炭で焼く
一文字のまま
黄金色に
皿にのる
香ばしい皮の下には
柔らかな身を支え
小骨をたくさんつけた
背骨が真横に走っている
....
私、神様よりもあなたが好き。
どうやって、この気持ち伝えようかな。
この気持ち伝えるために生まれてきたのに。
何度、生まれてもあなたに、何度でも気持ち伝えたい。
いくつもの星が ....
僕はふりかえる
そして世界が軽くなる
僕はふりかえる
すると悲しみがあふれだす
僕はふりかえる
すると喜びがあふれだす
僕はふりかえる
ふりかえることによって
世界は騒がしくなる
ふ ....
掛け算のように足し算のように、駆け抜ける足
玄関の眩しさに、なにか呟く玄人
夜の外には朝の月
目を瞑って、冥王星を見る
その日を記した日記、でか ....
詞 花形新次
曲 戸籍有事
二時間だけの関係で
出来てしまった結晶を
愛と呼ぼうとしたけれど
言葉だけでは空しくて
ああ、若い二人のブルースよ
もっと自由でいたかった
本音 ....
Each people's daybreak.
Out of window,
the sound of motorbike of the delivery.
And awake ....
人類は
ゴキブリ以上の
生命力を持っているので
絶滅させようと思っても
そんなに簡単にはいきません
ええ、もちろん人類を元気づけようと
思っての発言ではありません
その真逆です
....
{ルビてのひらで顔を隈なく触ってみる=世界の表面を隅々まで撫でてみる}
{ルビこれは目これは鼻これは口=これは台風これはチョモランマこれはイグアスの滝}
{ルビじょりじょりしてる髭もある= ....
筋肉痛になるということは、筋肉2になるということ。
筋肉1から筋肉2へ、僕の筋肉が成長するということ。
慎ましやかな生活の一部に或る骨壷の裏を覗いては
空っぽの天上に巣食う迷い蛾、天上裏をぱたぱたと回る
裁断の済みには萎れた華のいろ。活けられ、
打ち捨てられた襤褸 やはり衣は黒ずんでゆきます
芽 ....
高嶺の花は高値なのです
どんなに品が良くて奇麗に咲いていても
貧しい若者には
貧しい若者でなくても
離れた所から眺めるしかありません
そんな場合でも
涎を垂らしたり
唾を飲んだりして ....
枕に顔をうずめた状態で
目を覚ますと
決まっていつも、右目の目尻の辺が軽く濡れている
覚えはないが
魚だったり、女だったりしたろうか
食われたり、食ったりしたろうか
....
職を失い
僅かな貯金も底をついたら
棲む所と食べる物がなくなります
そんなニュースや現実を見て
そうならずにすんでいる自分に
幸せを感じるのも自由なんですよね
結局
幸福感なんて ....
私は役人になれませんでした
私は銀行員になれませんでした
私は学校の先生になれませんでした
私は大企業の経営者になれませんでした
私は犯罪者にもなれませんでした
私は路上 ....
木たち 花たち
さまざまなプラスチックたち
混ぜ返される色色の
日々の泡立ち
いくつもの
あらゆる種類の
嘘をついて来た
そうして私が
出来て動いて居る
触れる
も ....
書かれたチョークの白い文字
「 孫が悟った、空の色 」
めをつむり
色んなことを考える
詩が座っている
手招きする
まごまごとしている
今日は座ってるか
そうするか
そんな日もある
めをつむり
もう一度
色んなことを考える
じき
....
3時ごろ、欲しかったレコードが
壁にかかっていたのを手に取って、
僕にだけ、なのかどうか、確かに鈍く発光している、
他のレコード屋もちょっと巡ってから、
もう一度あとで来ることにして、
エク ....
開かれる
空の瞬き青々と
白雲棚引き
行方は知らず
哀しみ溢れて
秋風の吹く
貧困の中で餓死する人がいるのに
そんな環境にもない私が衰弱死を選ぶのは贅沢過ぎる気がして
空腹を抱えたままどうしたものかと溜息をつく
暴力に支配されて今日まで来てしまったけれど
逃げ出すことも ....
何も無い荒野から
無いものの無い荒野へと
言葉を言葉に放つ指
言葉を言葉に散らす指
腕の先 拳の先
曲線 放物線
吸い込まれてゆく
泪とともに生まれる花
....
もっと大きくてもいいのか
火山に生えた翼がつぶやく
流れ下るもののすべてが
草と星雲の踊りを照らす
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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