エコバッグが
大量生産され
エコバッグによる
環境破壊が問題視されると
エコバッグに
高い税金が掛けられるようになり
結局、手で持って帰ることが
一番ということになって
サケの切身やシ ....
国道で
風上に向かって泳ぐトンボをみた
光の隙間を
上流に向かうメダカのように


少し斜めに傾いて揃って空を見上げる街路樹

一斉に翻る木の葉
光を透かして揺れるエノコログサの長い ....
日本国憲法は
完璧なものであり
ただの一言も変える必要はない
憲法改正には激しく反対する……ってね

日本国憲法第二十五条
「すべての国民は健康で文化的な
 最低限度の生活を営む権利を有 ....
子供:「わあ大変だ!海がやって来る海がやって来る」
母親:「あれは、海ではなく、波が打ち寄せてくるのよ」
ー小学生時の国語教科書より

  ▼

或る物がある
が、
在る=モノ
とし ....

だからって
古いって
発想自体が古い古い



だからって
新しいって
感覚自体が荒い荒い


捨てに捨てて
身軽になって自覚


削り削り
気軽に慣れて実 ....
なみせんを もがき ふけることは
およげない たましいの あぶくたちの
うまれたら いいのだろうと きりのない
もやのなか で あって しまったことです。

えらく傷ついた古鯨の少しの命を垣 ....
真面目に仕事してても文句ばっかり言われるし
客だけじゃなくて同僚からも恨まれるし
何のために仕事しとるんか、よく分からんわ
自分のためとか家族のためとか金のためとかさ
いろいろ自分自身に言い訳 ....
詩がとなりに座っているとき、
目的地なんていらないと思う。
浮かんだ言葉がとても綺麗で、
うれしい気持ちで書き始めていた。
昨日の大雨で生き返った緑

庭の一輪車にはたっぷり雨水が溜まっている

そこには逆さまにブナの梢が映っている

青空は青く

雲はわずかに漂い

オオキンケイギクの花は黄色い

 ....
インディ500で人生を可視化、レースしなくても生き急ぐべきでもないけれどおおむねあんな感じ。ルール遵守を心掛けても起こる事故、進路妨害のペナルティは列の最後に並び直し、あのひとと並びたくても見えない壁 .... あーだこーだ言ったって月の最後に10何万かの

金が通帳に落ちてくると来ないでは違う

朝起きてする髭剃りの感触も

朝食で食べるたくあんの味も

どこかでなってる耕運機の音も

 ....
肉屋のコロッケ
ラードが踊るパチパチと
手書きのメニューと
いいカメラでとらえた自然に生きる
魚や鳥たちが額に入れられている
それとは別にスナップドアップ孫が
二列に並んでおじいちゃんって ....
虫どもが敷き詰められた海で俺は溺れている、もがくたびに軽いやつらが水しぶきのように中空に跳ね上がる、全身に、特に、目の端と口のあたりに、耐えがたい恐怖と不快感がある、溺れそうなのに口を開けることが .... 生まれ落ちて
老いてゆきつつ
病むこともあり
死に臨む

愛から離され
怨みと会わされ
求めを得られず
五感の盛り

世界中の苦を
文字の列にして
あらわす意味

 ....
午前0時過ぎに(表現の誤解にもとづ
いて、近所の土手を(地滑りしていく
永遠を這うように、散歩している。鉄
塔の灯りが点滅しているのを眺めなが
ら「あれは飛行機のためにあるという
のは建前で ....
誰かに代替わりする夢だった
代わってあげてもいいが
あのひとは男
女の身体に入ってやっていけるのか
打ち合わせ無しにひょいっと
入れ替わって
私が消えて完了する
完了する

私が終わ ....
{ルビ産着=うぶぎ}を脱いだその日から あたいの{ルビ親友=とも}は{ルビ般若湯=はんにゃとう}
{ルビ渡=わた}る世間が鬼の国でも 一緒に歩みゃ怖かないわ
{ルビ馬鹿=ばか}になるほど浮世は楽し ....
秋になれば
私は何者にでもなれる
夏の哀しみが
私にそうさせるんだ
私は詩人
泣きたい気持ちをぐっとこらえ
詩を書くんだ
痛くて冷たい
ラムネの瓶を
君の頬に近付ける
距離が夏だった
一枚の皮膚を
重ねて太陽になる
僕等の日々は
青くて透明な
ビー玉を転がした
眩しさに倒れても
ひとりじゃないから
 ....
ハリーは
ゴールデン・レトリバー
僕に寄り添うように歩き
大きな身を揺らして
逆らうこともなく
鼻を鳴らすこともない

朝の河原は
鎖につながれた仲間が
あちこちからやって来る
自 ....
白い地味な花
一斉に咲くときれい
強烈な匂いにむせ返る
そのわりに虫がつく
生薬として古来重宝されている、らしい

我が家の庭にあります
というか、よく出入りする物置の入口に群生していま ....
過ぎた昔を思い出して
くよくよするのは止めようよ

苛められたり
辛く当たられたり
差別されたり

そのせいで鬱になったり
そのせいで手首に剃刀あてたりした

過ぎた昔を思い出して ....
湿地帯に埋葬されたしらばっくれた不浄物霊たち、最期の呼吸をメタンガスのように吐きあげて黄泉へと消えていく―夕暮れ、赤トンボの群れが爆撃機のように中空を彷徨い、俺は眼窩を刳り貫かれた女の幻影を見てい .... {引用=招待状}
時折 招待所が届く
ある時はコクトー
ある時は犀星
畠山千代子だったことも
メルヴィルの白鯨の一章だったりもする

だからと言っていそいそと出かけはしない
しばらく触 ....
テレビ局の用意した
全く意味のない
アクリル板で
隔てられながら
にこやかに振る舞う
タレント連中は
仕事とは言え
俺は一体何やってんのか
と思ったりしねえのかね
アクリル板に微かに ....
暑気払い思い出シロップかき氷忘れられない今年のことは らどみ

緞帳(どんちょう)は引かれた
とつぜんのゲリラ豪雨
内側の避難民はグズグズしていられない
カーテンコール迄の短い時間のメイク直 ....
茶柱が立った、が、すぐに座った、というか寝転んで、寝やがった。
気持ち良さげにプカプカと浮いて眠る姿に、あぁ何と縁起の良きこと。
晩夏の
午睡の
淡い緑の濁りの中を
海月が漂う
一匹 二匹
三匹 四匹……

海月たちは
優婉に
漂っている
半透明のからだを
ときおり
仄かに虹色に光らせて

一匹 二匹 ....
もし私と言う人間が
この世界にもう一人いたら

私はもう一人の私と
きちんと出会えて語り合えるだろうか

もし私と言う人間がこの世界にもう一人いて
私と生き写しだったら
どうしよう
 ....
過疎の地の小学校は一学年一クラスだった
受け持った担任は六年間同じ先生だった

河原井文子先生
クラスメートは四十三名

私の出席番号は七番
それは小学校の六年間変わらなかった

過 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
エコバッグで溢れかえる世界花形新次020/8/26 19:23
ポプラ並木の上の空Lucy7*20/8/26 15:57
日本国憲法改正要求紀ノ川つかさ2*20/8/25 23:11
体験としての一元ロン/素描ひだかたけし3*20/8/25 21:45
渇き咲き 叫び裂くkomase...1*20/8/25 21:33
中空蘭鋳あらい120/8/25 19:22
よく分からんわがん320/8/25 19:04
うれしい水宮うみ3*20/8/25 16:38
雨のあとに道草次郎120/8/25 9:11
インディ500よしおかさく...120/8/25 9:02
拝金主義道草次郎020/8/25 8:19
バンザイ人間灰泥軽茶220/8/24 23:41
BURNホロウ・シカ...1*20/8/24 22:30
四苦八苦シホ.N120/8/24 20:22
厭離穢土、欣求浄土飯沼ふるい1+*20/8/24 20:06
代替わりよしおかさく...420/8/24 16:06
うわばみ福岡朔2*20/8/24 14:28
断片渡辺亘120/8/24 10:50
幸せの法則ミナト 螢020/8/24 10:48
ハリーもちはる1*20/8/24 10:19
ドクダミ道草次郎220/8/24 8:35
未熟と完熟こたきひろし320/8/24 0:36
夜の始まりに甘いケーキをホロウ・シカ...020/8/23 22:57
フロントガラスにちいさな蝶が止まったただのみきや2*20/8/23 19:13
アクリル板の向こう側花形新次120/8/23 18:41
内側と外側/ゴルコンダ(仮)お題はwill氏足立らどみ120/8/23 14:35
茶柱クーヘン3*20/8/23 12:32
夢海月[group]塔野夏子0*20/8/23 11:14
もし、私と言う人間がもう一人いたらこたきひろし220/8/23 7:04
大陸じゃないここは島国120/8/23 6:28

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