づきづきと心が痛んでいました
正体はぺらぺらの心なのに

その時僕は十四歳
正男君も同い年でした

僕が正男君に近づいて仲良くなろうとした本当の理由は
三歳年上のお姉さんがいたからです
 ....
この星じゅうのいのちとつながれるよ。まぶたを均一にぬいあわせて、あわい吐息ももらさないで、四肢を暗がりにひたしてゆけば、赤色の人びとは黄色く黒くWARNINGをたれながしはじめるから、ソケットにねじこ .... この詩を書き終わったら、やりたいことがある。夢はでっかく、富士山ダ!
富士山のあたまに、スカイツリーをブッ刺して、その上にさらに東京タワーをブッ刺して、そのてっぺんで、自撮り棒使って写真を撮る。そし ....
シャフトの部分が少し古びて

錆の匂いが鼻をつくとき

お気に入りだったと気付いてしまった

こんな気持ちになりたくないのに

水無月の空が私をしとしと待っている
日々がどよめいている
宇宙が波打っている
『遠い遠い』と手を振る君

)何かが湧き起こり
)何かが沸騰して
)すべてが終わり
)すべてが始まろうとしている
)名状しがたい何物かが流動し ....
今月末旅行へ出かける
誘われたわけでもないのに
遠くに行くなんて
久しぶりだ
一昔前にそんな話を聞いた
あんたはそんな言葉だけで
でかけてったきり帰らない

俺もでかけていくのは好 ....
種が芽生えるためには
尽くされなければならない
みずうみがある
種が根付くためには
終わらなければならない
幾何学がある
種が芽生えて根付いた先には
新しい双葉が包皮を脱ぎ捨てて
 ....
 「ねえ、夜這いって、知ってる?」

 と、{ルビ麻子=あさこ}ちゃんにきかれた。

 わたしは、その言葉を知らなかった。

 「ヨバイ?」

 麻子ちゃんは、けさ読んだ小説に出て ....
誰も知らない工場で換気扇が風と遊んでいる

忘れられたワセリンガラスが朝日に炙られている

埃にまみれた大気が分厚く層をなして

なぜ此処にいるのかわからないまま

永劫に{ルビ中二階 ....
恋心がヒラヒラと舞い降りてきたのだろう

その頃わたしは夢をみない文学少女だった
なんて可愛げのない十三歳
だったんだろう

素直に夢はみればいいじゃない
語ればいいじゃない

それ ....
すべての川は流れている
すべての故郷の川は流れている
耳を傾けるならその川の流れを
聴くことができるだろう

乾ききった風と砂しか入らない
窓からせせらぎが流れてくる
台所の床をひたして ....
あの犬の鳴き声が哀しみをいや増して
どの街まで逃げても逃げられないような
死にたいって感情が邪魔で吠えられない夜なら
白々と明ける朝をそのまま凍って待つつもりさ

空白の静けさが ....
写真を撮られると
いっしょに魂を吸いとられると
誰かに教えられたか
何かの本で読んだ事がある

わたしは
嫁入り道具の箪笥の引き出しの中に
一冊の
集合写真のアルバムをしまい忘れていた ....
『魍魎の匣』と言うアニメを観ていたら、
《登戸》という地名が出てきた。
いつものことではあるけれども、
俺の潜在意識の欲求にはついてられやしない。
何の役にも立たない、検索欲? !
今日は私の誕生日
でも主役はみなさんです

私は暗闇の中
明かりを灯して
ふぅーっと消される
ただそれだけでいいのです

今日も誰かの誕生日
主役はみなさん

照れ屋ですから
なだらかな稜線、その向こう夕焼けの空
紺とオレンジの雲があまりにもきれいで
昔のことを三分ほど考えた

帰り道では黒い車、また黒い車、青いトラックに続いて
前倣えのブレーキランプでトンネ ....
街路樹が

滴って、

お日さま

透かせば

虹色の

傘、さしたる

透明の、傘。
この国はもう百年も前からイカれていて




クリスマスパーティに



笑いながら



ダイナマイトで





突っ込むような

 ....
{引用=*筆者より――ちやうどこの時期、十二年書けずにゐた詩作が復活して三ヵ月が経ち、十二年分のマグマの噴出が落ち着いたこともあり、いま読み返すと力が抜けてゐる感があつてそれが良い方にも悪い方にも出て .... なんだか改行していくたびに前に書いたことの一切を忘れてしまっているような気がする
思い出すたびにもう一度読むと
もう違うことを言いたくなっていて書き直す

それっぽいようなことを書いたってダメ ....
青い青い大空が
広がっているから安心して
僕は今日という日を歩んでいく

体のあちこちが故障して
傷だらけの魂を抱えても
此の世の光に包まれて
生きる歓びに貫かれ
今日という日を生きて ....
春の神はいそがしい


あるときは冬の姿になり

次の日には

夏の暑さを装う


雪どけの水に

色あせた枯葉たちを

はこばせ


恋人たちに 別れた秋を思いださ ....
( みんな、あ みいんなどもっていたならしわ、しあわせになれるかもって  あははは、かも、生まれたき、と ときから社会の か、 カモ   )

「ごめんなさいして
「ごめんなさいって言いなさい
 ....
(電話線を抜いて)

明かりを灯します

(テレビを消して)

戸を閉めましょう

(夜を静かに分かつのです)

誰も喋ってはなりません

(静かな夜を分かつのです)


 ....
雲を仰いで
勇壮な魚群を描くのは
あなたの心にそれがあるから

月を見つけて
三日月に微笑まれるのは
あなたの心にそれがあるから

風に揺れる稲穂が
駆けてくるあの子の影に見える ....
命の抜け殻の羽ばたく音が
息と手のひらのかがやきを見ている
朝が
径の上の夜を流す


頭の穴に降りそそぐ
夜の指の先端の星
まばゆく痛み
頬へあふれ こ ....
君を思い浮かべると、君の口笛も一緒に浮かぶ
楽しいとき、嬉しいとき、君は決まって口ずさむ
どこかで聴いたことがあるような、その場限りの人懐っこい旋律を吹く
息とメロディーだけのとっても素朴なその ....
山の中にかえっていく今日を
力強い何かに掴まりながら見ていた
薄っすらとあらわれはじめる
星の一つ一つに名前をつけて
大好きだったものに似た影を覚えていく

それぞれのたましいを均 ....
どう考えても
自称詩人は路上刃物振り回し犯の予備軍だ
俺だけが思ってんじゃねえぞ
試しに近所のまともな生活者に
「私、働かずに
日がな一日ネットで自称詩人やってます」って
自己紹介してみ
 ....
列車にゆられて行くひとびと
まるでアニマルのような
いや異星人のような人の群れ
横に座っているOLが居眠りを始めた
首をカックンカックと私の肩にもたれる
赤いヒールの女の白い足がのびる
喪 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
づきづきと心が痛んでこたきひろし419/6/1 1:41
他人来世の219/5/31 23:54
ハッケヨイ、自撮り棒miyaki119/5/31 23:34
6月福ちゃん119/5/31 23:26
予兆ひだかたけし419/5/31 19:22
ピー・アンド・ナッツ竜門勇気019/5/31 18:50
家庭に浸されて葉leaf119/5/31 16:49
「ひまわり」羽衣なつの7*19/5/31 16:11
最果てに咲く蓮高原漣1*19/5/31 2:48
ヒラヒラと舞い降りてこたきひろし219/5/30 23:47
それぞれに川は流れている帆場蔵人15*19/5/30 23:06
悲しみの絵の具で描くたそがれ秋葉竹819/5/30 22:19
写真は真実をどこまで写せるかこたきひろし419/5/30 22:15
検索欲ナンモナイデ...2*19/5/30 21:47
ろうそくTwoRiv...1*19/5/30 21:06
一秒三月雨2*19/5/30 19:00
忘れ傘秋良219/5/30 18:34
まっさかさまTAT119/5/30 17:27
旧作アーカイブ5(二〇一六年四月)石村17*19/5/30 16:09
しゃばしゃばな窓の外でmiyaki1*19/5/30 14:40
walk・on18 今日という日に(改訂)ひだかたけし419/5/30 14:39
春の神st419/5/30 5:13
信仰が生まれる来世の119/5/30 1:17
静かな夜を 秋良219/5/29 22:56
naru019/5/29 22:50
降り来る言葉 LXX[group]木立 悟219/5/29 20:38
口笛水宮うみ1*19/5/29 20:27
そういえばぼくたちはカマキリ219/5/29 19:41
予備軍花形新次219/5/29 18:48
列車模様(運命共同体)あおいみつる4*19/5/29 18:37

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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