シャーベットは冷たすぎて
小さなスプーンで突きながら
昨日見た星座のことを考えていた

たぶん眼前を行き交う人にとっては
ほんとうにありふれた話し
私が私に心をおくる作業のようなもの

 ....
頭の中がこんがらがっている
鬼畜という文字が毎日空中に浮かんでいる
それを根こそぎ排除したいが
私の腕は空振りする

頭の中はこんがらがっているが
その状態はいつからのものかわからない
 ....
昔から私はやりたいことばかり好きにやってきたから
人生の先輩達からは随分と冷ややかな目で見られてきたものよ
面と向かって彼等のもっともらしい嫌味を浴びせられたこともあったわ
未来の備えを怠った若 ....
窓のそと
そこに子どもの笑い声がある
そこに柔らかい春の陽射しがある

窓のそと
そこに車の行き交う音がする
そこに名前も知らない鳥の囀りがある

そのたしかなしあわせを
私は ....
両手を広げてみる
手の平じゃない
腕を
肩を張って
手を肩の高さまで上げて
腕を水平に真っ直ぐに伸ばして
手の平は地面に向けて
身体全体で十の字になって
真っ直ぐに立ってみる
特に目 ....
君の心をピンポンダッシュ
犯人は分からないだろう
でも、確実に
君はそれが誰なのか気になってしまう

君の心をピンポンダッシュ
僕はただの片想いを
少しでも面白く良いものにする為なら
 ....
流出する
わたしが
あなたの中に
あなたの温かな肉に
包み込まれ開放され
蕩けていく溶けていき
突き抜ける意識の脱落こそ
私という生きた魂の露呈

[響き澄んで 、 澄んで響き]
 ....
死は
怖くない
怖いのは
痛みだ
死は
抽象的だが
痛みは
具体的だ
女に生まれた私は誰よりも自分自身の価値を理解しているわ
与えられた武器の使いこなし方だって当然熟知している
男達はそんな私に狙われたら最後逃れる術を知らず
精魂尽き果てた哀れな操り人形と化してし ....
時間の袋が垂直に突き破られ
色とりどりの血流は外側へ飛散した
ひとつの瞬間が選び取られ
病に深く倒れ苦しんだ
悔いや口惜しさや怒りや名もなき感情
俺はただ獣をよけただけ
しかし獣を責め ....
軽石 

弾劾

火の玉
 寝不足が続いている

 寝ようと思えば思う程 眠れない

 明日のことを考えて焦る

 深みに嵌る

 底なし沼だ

 足が抜けない・・・・

 朝だった 夢をみていた
 ....
汁気のたっぷりとした桃へナイフを差し入れるように、おまえの血で手をべとべとにしながら、その心をえぐり出したい
あるいはわたしにそうしてくれ
それくらいさせてくれよ、それくらいは
休日は雨だったので 上州屋に釣具を見に行った
中学生の頃の私には
今では さらに 私の手には届かない品になっていた
その美しい釣具たちを見ていた


私は 店を ぼんやりと出たけれど
 ....
60125630る 私はゴミに選ばれなかったが
ゴミを選んだ
主体的な目覚めに
鐘が付属する土曜日
二度寝の朦朧とした頭で
昼餉を食べる
午前中と午後の雨に
夕暮れには止んでいた雨
牛丼を食べる夕餉に
 ....
曇り空を見ていた
コンビニのベンチで
缶コーヒーを飲みながら

部屋に篭っていると
自らの身体の痛みに
意識が集中してしまうから

近所のコンビニのベンチで
ずっと空を見て座っていた ....
ツツジが溝にたくさん落ちてる

ハワイの楽譜みたいだ

橋から上流を見つめる

登山者たちとすれ違う

かわいた光の匂いかぐ

埃っぽいのはきっと汗

百年後も人は生きてるのか ....
鳴り響く洗濯機の脱水音に
怒りを露わにすることもできず
苛立ちを隠すこともなく
ぶつける先を見渡してみる

もうすぐ夕飯の支度をしなければならない
なにもかもが面倒くさくなる
明朝までも ....
      裏庭に面した
   ガラス戸をあけると
冬のあいだ 我慢していた
   レィスのカァテンが
    待ちわびたように
 それは見事な波を創って
        (そして
   ....
その鍋に火を入れよ
その朝を始めよ

倦怠は凛凛と暁の空を巡り
焦燥は烈々と白髪を靡かせる
緩い歯茎は寒冷なる蒼天の下
せわしくその切れ端を鳴らし
火を抱える膝頭は既に下る階段を
斜め ....
2013-02-09(土) 00:25:24



分厚いゴム長。きしり、きしり、足跡をつけ、渡っていく。
見渡せば
たんぼはひろく、白い海原。
とおく、あおくうねる山々。
な ....
「胸はドキドキしませんか」

「若い看護師だと
ドキドキします」
患者は医者の
「だいじょうぶですよ」
という言葉を切望しているのに
医者は
「だいじょうぶですか?」
と患者に言葉をかける
静謐なエクトプラズム

吐き出してみる?

花散らしてみる?

色で描いてみる?

週末の朝のルーティン


首をかしげて笑みを浮かべる人

黒い世界からあと少しで脱出だ
 ....
自称詩人が
過半数を占めるようになると非常に危険だ
自称詩人の多くは
表面的には善人を装い
愛と平和について
クソみたいな自称詩を書いているものの
実のところ、成り上がり志向が強い上に
 ....
虎狼

金剛石

晴れ
ひび割れていくことに
何の感慨もない
爪を立てていた猫に
謝礼を支払えばいい
痛かったことや悲しいことが
あんなに嫌だったのに
手放す時が来ることが寂しい

腹を立てている自分を嫌 ....
幼いころぼくはぼくを肯定していた

青空は空が高かった

真っ青は高いということだった

ぼくがだれかの悲しみにならないように

まわりのひとを悲しみながら肯定していた

それがぼ ....
自称詩界隈で
面白いとか
ユーモアがあるとか言われてる
奴らのレベルは
世間的には全く相手に
されないぐらい酷いものだ
だからそんなクソつまらない連中が
面白いと評価するもんが
クソほ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ビー玉と色のない実験カマキリ517/5/15 21:42
日々侵入する実態ではない兵たち新人さん1*17/5/15 19:40
50%1486 1...217/5/15 19:23
伊藤 大樹117/5/15 19:17
十文字坂本瞳子1*17/5/15 18:49
ピンポン卯月とわ子117/5/15 18:45
エロスの奥(一)ひだかたけし3*17/5/15 17:57
痛みzenyam...117/5/15 10:58
ズルい女1486 1...017/5/15 8:09
事故葉leaf217/5/15 3:41
平成29年5月15日(月)みじんこ217/5/15 0:07
魔法のうどん粉佐白光2*17/5/14 23:37
桃のように凍湖117/5/14 23:04
渋谷の休日番田 117/5/14 20:41
[group]もっぷ117/5/14 18:58
主体性間村長417/5/14 18:55
今日の午後ひだかたけし10*17/5/14 18:23
百年後も吉岡ペペロ217/5/14 18:19
つまらない休日坂本瞳子4*17/5/14 16:50
五月の風信天翁817/5/14 14:46
その鍋にオイタル317/5/14 12:55
冬に凍湖217/5/14 12:24
シニア看護師zenyam...117/5/14 11:32
すれ違い1*17/5/14 11:21
吐花吉岡ペペロ317/5/14 9:48
自称詩人による占領花形新次117/5/14 8:56
平成29年5月14日(日)みじんこ117/5/14 4:55
水平になっちまえ竜門勇気3*17/5/14 1:56
青空吉岡ペペロ217/5/13 23:54
ウンコよりつまらない花形新次317/5/13 22:09

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