月灯かりの静寂な夜

心を決めて文を書く

ポストに入れる瞬間

手を離れる感触が

揺らめく光の波のよう

防波堤を飛び越える

後悔と期待の波

一瞬で流れ去る
跳ねる。狂わすように精密なリズムで、拿捕。
わくわくするよに踊るような混沌を混ぜ合わせたなら、
騙し絵みたいな階段で、ついらく、していくことを誰かが池を賑わす魚みたいに呼んだ。

なぁ群青色よ ....
いっとき
誰かをおもい
泣いたとしても
朝が来れば
人は顔を洗い
食事をし
読みかけの本の頁を開く
晴れていれば
陽を浴びに出かけ
つばめが巣立てば
ほほえむでしょう
四葉のクロ ....
配達中にラジオで聴いた
でんでんむしを歌うあいだしょうこ

WIINKのあの娘だとおもった

つのだせやりだせあたまだせ
でんでんむしが言うには

そんなのわかってる
あんたこそ元気 ....
春は、夜の空気が生ぬるくまるで質量を持っているかのように、

我々の膝やその裏を撫ぜてくるので私の撫でられ慣れてない膝はいつも行き場をなくすのである。

持て余す膝。どことなくよそよそしく、ま ....
部屋を汚してしまうからって
こんな変な服を着せられて

助けてください
誰か助けてください
おトイレに行かせて下さい

お願いです
誰かお願いです
この服を取り外して
私を
おト ....
情婦と味噌汁の具の話をした
善良な心と慎ましい暮らし
娘の生育を慮る燕の如き思惟を以て
韓国旅行するのだと4〜5万円で買える夢を語った
私はただただ頷いた

平日のフレンチレストランでは
 ....
労働は肌を包む空気のようで
人はみな労働を肌呼吸する
人間のホメオスタシスを保つための労働
人間の心身の均衡を保つため
労働はいつも人間の生理を助ける
だが労働は微酸性
余りに ....
目が覚めた時に触れた
手の先がジンと痺れていた理由は
握った力が強すぎていたからなのか
心地よい鈍痛に包まれて
寝息を聞いている朝

無言のまま身体ごと引き寄せては
暑さのせいなのか
 ....
僕はさようならに殺された 眠りでもない、目覚めでもない、そんな状態がもう幾時間か続いていて、その間何をするでもなかった、ただ座椅子に背をもたせて脚を投げ出し、わずかに上を向いて壁と天井の継目のところ .... 雨の日が、迎えにやってきた
長靴も傘もカッパもなくて、雨の日に失礼なことをした
みんなは、赤とか青とか黄色とかそんなのになっていった
それで帰っていった
僕には鍵があって、それ ....
グッドモーニング トゥー オール


ねぇきみって、って言うきみって誰のことだい
正直者の花が裂けている
アンラッキーとでも呼べばいいの、きっとあなたもそう
宇宙の前に正座してごらんよ
 ....
藤は支えが欲しかった
己が生きて行くための

桜は藤を必要としなかった
だが支える力は持っていた

今では一本の木のように
鬱蒼と密にからみ合うが

異なる性を持つもの同士
時を違 ....
白骨死体と言っても
完全に白骨化していれば
もはや化学物質の集合体なので
正直気分的にかなり楽なのは
否定しようもないが
身が残っていたりすると
それがちょびっとであっても
引いてしまう ....
無表情の酒に支えられ集中治療室 水より安い酒を友としている 死は結合された身体を
とく作業である
ほぐれていく身体はやがて二つにわかれ
それぞれ無のなかを漂う


互いが持っていた糸電話の
コップの裏に描かれていた顔は
ふたたびそれぞれ ....
長文及び乱文のごとく酒 運命とは。
戻ることはないから安心してもいい
並列された時間軸に迷いはなかった
それはみな意志の極限を指しているから。

時が鳴り響くように。
(私たちがモナドと呼んでいたもの) のよ ....
おてんとむしは かくれんぼ
ちいさな星は めだつけど
みかけよりシャイなのさ
スターの数は 数えないで


すっかり いじけた おてんとうむし
さいこうの隠れ家 見つけたよ
大切な 種 ....
スイッチ入れるとお湯が沸く
仕組みなんか知らないけど
お手軽ね、電気ポット
送信を押せば届く文字面
仕組みには興味ないけど
らっくらくインターネット

仕組みなんてどうでもいいけど
あ ....
言葉が詩に乗る
言葉が体から頭を駆け巡り
指から文章が出て
私はなにかを語りだす

幸せってこんな感じかな
脳から麻薬物質のようなものが流れて
幸福ばかりに満ち溢れている

幸福ばか ....
あなたが読もうと試みたと言うので
私は言葉を繋ぎ合わせようとしています。
言葉は心とおんなじで上手く私の手の中に収まってはくれません。
あなたへ向かって心は駆けていきます。

だけども、途中 ....
きみを覆うのは、世界中のあらゆる瑞々しさ。


この土手をもう少し行くと踏切がある
車どころか人だってあまり通らない
斜め前には所々が赤茶色に錆びた鉄橋
電車が通るたびに、じ、じ、じと振動 ....
依存症の集会所に
ジンジャーブレットマンが並んでる

俺たちを試すように
キャンディケインを持って
待ってる待たれてる
いつも雨の下というわけにもいかない

会えても会えなくても
変わらないものなんてない

私たちはたがいの
重力でだけ惹かれ合って

ボードゲームの駒みたいに
そ ....
人一人が到達できる地点はどう頑張っても限界がある

だから古人の知恵は無視できないのだ

姉はぼくにそう言い聞かせて本を閉じた

たしかにどの分野であれ成功する者は

古典に対して少な ....
疾走していくドープドープ
前髪ぱっつんと衝動は鋏の気まぐれ
紫の海の中でスモーキンビリー
片足だけ置いて旅立ちのジュークボックス

塗り潰しただけの似顔絵
君とあちら側でエンカウント
 ....
月が哭いている。
明日は嵐になるという。

茜色の感情だけが、夜に紛れることが出来ずに怯えている。
藍色は相変わらず。そういうことにだけは巧みに生きていける。

哀しみを通り過ぎた虚し ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
月灯かり佐白光1*15/6/3 12:46
Ultramarine楽歌1*15/6/3 12:23
天を見つめるということそらの珊瑚22*15/6/3 11:57
でんでんむし梅昆布茶1115/6/3 11:01
春の夜veroni...015/6/3 10:44
夜をつなぐ和田カマリ1*15/6/3 10:10
何らかの歪みじぇいぞろ015/6/3 7:28
酸性葉leaf015/6/3 6:30
聡明であるべきふたりAquAri...3*15/6/3 1:44
さようならリィ1*15/6/3 0:55
朦朧たる旋律、そして簡略化された天井の構図ホロウ・シカ...1*15/6/2 23:29
雨の日のお迎えクローバー2*15/6/2 22:54
グッドモーニング トゥー オール1*15/6/2 22:51
藤と桜ただのみきや16+*15/6/2 22:44
白骨死体と私花形新次115/6/2 21:43
無表情の酒に支えられ集中治療室北大路京介015/6/2 19:53
水より安い酒を友としている715/6/2 19:53
身体佐藤伊織115/6/2 19:53
長文及び乱文のごとく酒北大路京介515/6/2 19:52
佐藤伊織215/6/2 19:02
 たんぽぽに抱かれてるるりら8*15/6/2 18:29
1/2/即興ゴルコンダ(仮)投稿.42こうだたけみ5*15/6/2 17:44
表現とは斎藤 九015/6/2 16:56
_きりえしふみ015/6/2 16:31
きみがいた、きみといた。あ。1*15/6/2 15:50
alcohol sex drug dependencemizuno...215/6/2 13:46
wait215/6/2 13:22
スリップストリームりゅうさん115/6/2 11:23
楽歌1*15/6/2 10:57
遠吠え1*15/6/2 9:43

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