懇親会です。皆さんワイワイ集まって、知り合う前から仲良さそうです。幹事の方が「無礼講だ」と嘘を吐きます。よくあることです。誰も信じていません。嘘です、少しだけ、信じている人が混ざっています。羽目を外 .... 今日の良き日に
このクズはクズだ
健やかに太く律された足はクズの足だ
虚ろだとでも言わせたげな目はクズの目だ
限り無く白紙を埋めたこの手はクズの手だ
見られ想われ殴られ洗われたこの体はクズの ....
秋も冬も春も

歩いたね

五月も梅雨も

歩いたね

生き物たちが

呆気にとられて

悲しみに暮れている


ひとが生まれるということは

たぶん津波にのまれるこ ....
<くちづけ>
誰かに見られたくちづけは
あいまいに淡く消えていく

誰かに見せようと思えば見せられたのに
それでも誰にも見せなかったくちづけは
甘く鋭く残っている

いつまでも
いつ ....
ヒイラギの葉のように
トゲトゲした ココロ模様が

白く 馨しい 花びらと ともに
まるで 花火のように
砕け散って しまいました
今宵も
インスタントラーメン
大家さんから分けてもらった
鍋から直接すすっていると
ぼろアパートの上空に流れ星
星を見上げる権利は誰にでも

      ☆

出発を思い立つ
トラ ....


前へ逆らってくるものに濁った静寂を飲ませよう。人間は平等な墓石の上で草になるのを待っているから。広がって他を照らそうとするものをそれ以上の絶対的な光で鎮めよう。あらゆる広がりは人 ....
だってでも結局

俺の勝ちやろそら






 ....
 乗るなら飲むな
 飲むなら乗るな

 乗ったら飲むな
 飲んだら乗るな

 それでもしかし
 一杯がついつい

 進みに進んでは
 飲まれたならば

 泳ぐなら飲むな
 ....
夜の帳に溶け込んだ心情が 淡く病む。
シタールの音色が鋭く僕の喉を刺す。
震える手で連ねる恋文は
異国の呪文のように匂い立つ。

ああ、夭折した画家達よ。
あなた方の創造した世界はなん ....
カラフルな欲望の中から一番鮮やかに見えるものを捨てる。
トーンの重い音楽の銃口をこめかみに当て 弾く。
頭は真っ白になり、口から真っ赤な泡を吐く。
一瞬軽くなった体は宙に浮き、その後いびつな形の ....
 
見せびらかす愛なんて くそっくらえ

語る愛なんて 持ち合わしちゃいねー

でも感じあう愛なら、あるぜ



 
夢の続きに揺蕩いながら 目を凝らした
鶏小屋の薄暗がりに 白い卵を探した
ゆるやかな夏の朝に 竈の煙は薄らいで
元気なお釜は 薪の爆ぜる音に合わせて


谷を抜ける風は 川面に小魚を追 ....
ひらいてしまったてのひらに
はじまりは舞い込んで、やがてにじんでいく
窓枠を引いて外と内を分けて
でていかないよと言ってみても

手に入れることは失くすことだから
いつでもきちんと立てるよ ....
差し伸べられた手は友か
撫でられた頭は子か
迷う心は己か

付き従わぬ雫
ひるがえって花

時に止まり
空に泊まり
力に捌け

うわごとを繰り返す君
君なんて居ない僕
{画像=140720232423.jpg}



言葉に傾き
ほら歩く姿に
傾きがありませんか?


真っ直ぐ歩いて来た
自分はそう思って来た
でもある時
人に言われたんだ
 ....
私は末っ子で甘えたがりだった

子供の頃 母に甘えられなかったのは

兄の心臓が生まれつき悪かったからで

わかってはいても

兄や姉がうけていた優しさが

私には足りなかった
 ....
蒔いたことさえ忘れていた
種が芽吹いて花を過ぎ
実を結ぼうと閉じている
幸せになるために
いくつ名前を忘れれば良いのか
女であることを
忘れることよりは
君の知らない君が僕の知らない僕の顔を踏む 受け入れられない世界が急ぎ足 その手の中に花を握って死体 産声のなかで
ひとりの娘が母に変わる日は
生命にまつわる大切な記念日
わたしのためには
何にも起きたりしない平凡な日でも
見知らぬ誰かには
たったひとつの日

雑踏のなかの
あり ....
雑司が谷のアパートを追い出された当時二十歳の俺は
池袋の東口で路上生活をしていた
今のタクシー乗り場付近には花壇と
その花壇を取り囲むように丁度ルンペンたち横になれるコンクリートのベンチがあった ....
君よ進め その河原を
力強いその足を踏んで

風に纏わる髪をほどいて強くつよく

一面の深い深い黒
怖くなんかないよ、大丈夫
震える手 握っててあげるから

沈んでゆく 泡の音を ....
風がふっと吹き
さざめく草原
青々とした木々
空は青く
陽が満ちる

キラキラと光る湖から
象や兎が水を飲む
木々の間から
一角獣が現れて
水浴びをする

私と妻は
カラフル ....
飛行機から
世界一広い国の何処かの
一瞬を見下ろす

無限に連なる
モノクロの山嶺

それは眼球から見える世界

耳で見える世界は
ただただ
 青い砂漠


機内の ....
俺の言う通りにしろ
いいか、今からUFJに行くんだ
分かったか!

あ、あんた
バスを乗っ取って
次は銀行強盗ですか?

はあ?何で俺が
わざわざバスで
銀行強盗に行くんだよ!
 ....
いいか、よく聞け!
今すぐここに
ブスを連れて来い!
今すぐだ!
さもないと
無関係の美人が
死ぬことなるぞ!

わ、分かった!
分かったから
その美人に危害を加えるな!
そうい ....
キーゼルバッハって何?
と君が言う
鼻の中の鼻血が出るところ
チョコレートよりも
サッカーボールよりも
熱いお風呂よりも
ボクシンググローブよりも
君はキーゼルバッハに迷惑をかけていると ....
わたしはハッキリ言えないから
ハッキリものを言えるひとがうらやましい

ハッキリ言うっていいことなのかな

おかあさん
うっとうしいよ
めんどくさいよ
心配だよ

やっぱり元気でい ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ありがちなことDAICHI214/7/21 14:19
備忘録なけま、たへ...214/7/21 13:53
悲しみに暮れている吉岡ペペロ314/7/21 13:39
くちづけ など四篇クナリ4*14/7/21 11:41
花火のように藤鈴呼2*14/7/21 11:12
四畳半神話やまうちあつ...1*14/7/21 10:15
コンプレックス葉leaf714/7/21 9:49
じゅんどろTAT214/7/21 4:48
漂語県天地無用214/7/21 2:25
恋文ヒヤシンス14*14/7/21 1:52
6*14/7/21 1:02
あるぜ殿上 童20*14/7/21 0:57
夏の歌III_朝藤原絵理子214/7/21 0:55
「かえす」小夜414/7/21 0:40
差し伸べられた手は友か水素2*14/7/21 0:07
言葉に傾いているbeebee29*14/7/20 23:26
徘徊メガネ314/7/20 22:07
はるな614/7/20 21:58
君の知らない君が僕の知らない僕の顔を踏む北大路京介614/7/20 21:37
受け入れられない世界が急ぎ足214/7/20 21:37
その手の中に花を握って死体214/7/20 21:37
たったひとつ千波 一也914/7/20 21:05
池袋 二十歳馬野ミキ914/7/20 20:06
群青瑞海4*14/7/20 19:54
永遠の瞬間opus314/7/20 19:37
青い砂漠凍月7*14/7/20 18:37
バカジャック花形新次114/7/20 18:11
ブスジャック2014/7/20 17:36
恋するキーゼルバッハクローバー2*14/7/20 17:22
ハッキリしろ朧月114/7/20 17:08

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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