昼まは強かった風もすっかりおさまった。
田んぼは植え付けが始まっていたり、いなかったり、左手の水を張ったものは月への道を示している。
アスファルトの道が真っ直ぐに伸びる。

車はほとんど通らな ....
誰も振り向いてくれないのが
もう日常になったある日

小雨の中で、目の前にいる君の笑顔が見たくて
僕はいつものように振舞う

君は笑ってくれない
君は笑ってくれない

小雨は止まずに ....
どこかに
わたしの詩を読んでくれる人がいて
わたしはその人のために書いたのでもないのに
ありがとうと伝えてくれました

それではだれのために書いたのだろう

もうひとりのわたしが
小さ ....
一人ぼっち。孤独死。

顔の無い隣人。。。

「人の顔の作りを、私は知らない・・・・。」

どこに何が付いて

どこに何があるのかを

忘れてしまった・・・・。。

「私の目は ....
無くしたモノ・捨てたモノ

見えなくなった後で悔いを残し

小さな嘆きを

透明な意識の中に

ふわふわと漂わせる・・・・。

(どうして、こうなった?)

(何故、捨てた?) ....
私は皆が思うほど強くない 私は皆が思うほど何でも出来る訳じゃない

人前では決して弱さを見せない私は 心の中でいつもそう叫んでいる

でも 広い世界の中でただ1人 あなただけには弱い私を見せら ....
未熟な者が

(死にたい・・・・。)とつぶやいたとき

隣の老いた男は

下を向いたまま語りかけた・・・・。

「早くに死ねば、どんなに楽だったか。。」と・・・・。

ぼろを纏い
 ....
数秒間の家族愛の出来事

何気なくテレビを見ていて感動した
猛犬に襲われている幼児を助けるために
その猫は猛犬に体当たりした
そして
逃げる猛犬を数メートル追いかけ
すぐに幼児の元へ ....
先生が
開口一番教えてくれた

  あなたがたは
  だまされている
  私たちは
  搾取されている

政治経済の授業の中で

  財ある者しか
  豊かな教育を受けることがで ....
コロッケの中から小吉のおみくじ 病みながら旅する道にたんぼぽ咲いている 貧困なボキャブラリーで言葉責めされている  
燕 空をきりとり

風 わたる


空騒ぎの春は、とうに昔


 
夢見がち、それだけのこと
鮮やかな朝も
黒い砂浜で立ち竦むばかり
影を映した鏡のように
ネオンばかりが手招きしていた

傾けたグラスとレモンと砂糖
見つめた先もぼやけてしまう
移り気を ....
律儀に少年が四時半に路地を曲がる
風は近所の焚き火の匂ひに姿を変へた頃だつた

町が暗がりに沈むと律儀に街灯が灯る
風も又入れ代わるやうに夕飯の香りに姿を変へる

香りは風にありき
風が ....
何も始まらない日々

何も終わらない日々

お風呂の水滴

ぽちゃりぽちゃり

吐き出す日々の空しさ

ごぼごぼごぼご

お風呂は空っぽ

玄関にはスニーカー

一足ひ ....
わたしはわたしであるという
そんなわたしはおぼつかなくて

ひとはわたしをこうだというが
そんなわたしはわたしではなく

いつもわたしはなにかがたりず
ほほえみつくっているのです

 ....
  門のむこうから
  犬らしき影が近づいてくる
  私は 昨夜みた夢のなかで書いた
  一篇の詩を 門のこちら側に置いて待っているのだが
  犬らしき影は 近づいてくるだけで 決して ....
白髪の師は
開いたドアに凭れて
私を待っている

次に私が
ドアを抑えて
青年を待っている

ほんとうのことはそうして
語り継がれてゆくだろう

ドアを抑えて立つ、私の傍らを
 ....
人に厳しい言葉をいただいたら
じっと…胸に手をあて
瞳を閉じ
遥かな山の合間に沈む
あの夕陽をみつめていよう

弱いこころの、{ルビ蟠=わだかま}りや
こびりついた、エゴまでも
あの夕 ....
毛穴のケアを忘れた35歳洋子は
エステティシャンに全てを託した

私の肌はあの太陽のように
再び輝きを取り戻せるかしら?

大丈夫、きっと元に戻る

洋子の手を握り
エステティシャン ....
Smallness
Everything is pretty ,if small.
Thigs small are everywhere.
Humanity tends rather  ....
性格きたない、下品ね
(アイラヴユーにきこえるんや)
いわれても にたついてる俺とか
さいてー とミカにいわれ
ラブホでもいうかその口、
上品な見た目のミカ、
そのとおりやとしとも、
 ....
さっき、
ガリガリ君買った時、
本当はビニール袋いらなかったんだけど、
2円引いてもらえるし、
で、悲しいことに、
レジのマイバックのカードがなくなってたから、
せーのって感じで、
あ、 ....
詰めが甘いな
将棋だったらもう詰んでるぞ

何てことはいつも言われ続けていて
マトッリクスに配置された理屈に囲まれている

将棋だったらもう何度も詰んでいるのに
僕の人生は続いている
 ....
―――知らないほうが幸せかもしれない


そこで起こる
間違い
場違い
最悪
勘違いはやむなく

時折
‘冷たい’だの
‘人の心に向き合わない’と
ほんとうは
そんなあな ....
なに!?
この
恵まれなさ
最っ低!

(ホカニモイロイロ)

名前で例えるなら
中原中也
石川啄木
カート・コバーン
トム・ヨーク

臨むのは
中に湧きあがるもの含め総括 ....
怖い人よ
あなたの視線はどこまでも遠く通っていき
あなたの声はどんな棘でも受け止める
水よりもさらに率先して低い位置へと流れる
怖い人よ
社会から一斉に降ってくる硬い種を見事に発芽さ ....


光と風の音楽隊の
ゆるやかな旋律が
コンクリートの迷路に
色の音符を落としていく

緑はさざめき
花はときめき
道はほくそえみ
人の睫毛はほほえむ





渋 ....
毒ガス発生機がそばにあり
毎日がデバッグの連続
思い入れたっぷり 気持ち悪く感じるニュアンス

解ってる「フリ」ならいくらでも
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夜間飛行アマメ庵114/5/19 12:36
黒い涙PIN014/5/19 11:21
青い手紙そらの珊瑚17*14/5/19 9:08
無題梓ゆい114/5/19 8:59
消滅214/5/19 8:37
つかの間の夜S.K114/5/19 7:39
梓ゆい014/5/19 7:28
家族の愛は素晴らしいichiro...11*14/5/19 5:58
睡眠学習突入五秒前北村 守通114/5/19 2:04
コロッケの中から小吉のおみくじ北大路京介414/5/19 1:57
病みながら旅する道にたんぼぽ咲いている414/5/19 1:57
貧困なボキャブラリーで言葉責めされている7*14/5/19 1:56
殿上 童12*14/5/19 0:51
夢見がち智鶴014/5/18 23:48
信実はウィメンズデ...014/5/18 21:48
スニーカーを洗う灰泥軽茶1214/5/18 21:46
わたし壁壁壁114/5/18 21:42
門のむこうから草野春心214/5/18 20:01
風の通路服部 剛614/5/18 19:38
114/5/18 19:17
地平線のエステティシャン花形新次014/5/18 17:21
Smallness生田 稔114/5/18 15:02
ボストンいつか受信料...0*14/5/18 14:46
少年の試練ららばい5*14/5/18 14:12
非将棋的人生ichiro...9*14/5/18 12:57
SHAPE OF MY MIND 1稿[group]長谷川智子0*14/5/18 10:23
凛と柔く[group]1*14/5/18 10:17
怖い人葉leaf314/5/18 10:00
五月の欠片nonya22*14/5/18 9:51
無色濁る長谷川智子014/5/18 9:41

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