祖父のお葬式で、母が私に涙を見せまいと向こうを振り返った時

本当に零れ落ちそうでした、それは

私は、あの時、大人になったと思います

自分の中の子供は全員死にました

祖母のお葬式 ....
私が私の最古の記憶を思い出そうとするとき

私は、母から聞かされた、私が覚えてないエピソードをその記憶としてしまう

私の知らない私

私の奥に億の数だけある、愛されていた経験
そのイメージはどこから来たのか

冬の北欧のどこかの岬で、深々と雪が降る中、
僕は寒さも感じず直立している
雪化粧された穂先は視界に入っていない
灯台も

僕の肉体はなぜここにあるのか
 ....
ohtaki(3)
タイトル カテゴリ Point 日付
なみだそれから自由詩313/7/20 23:44
最古の記憶自由詩513/7/14 0:44
岬のイマージュ自由詩113/7/13 1:42

Home
0.02sec.