曖昧な外気だ
完満たる清貧と 絶えだえに
光る 水に酔う
九十九に折る地図に匂った暮れ
謝りをただ 撫でる
肥沃の丘にくりのべる あの脚たち
を書きおろし
無欲な気化を巡るまま
こ ....
映写する腑、喉を圧しひろげ、傍線はたしか、遠くに聞く、砂の鳴りに裏返る沼、波紋と残像のさなか、脆弱な冒頭を詰めたトルソーは次の作図を予感する。渦の灯、炭化した雨を下から明かし、鞣すように匙を透して、香 ....
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吉田友佳(2)
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| タイトル |
カテゴリ |
Point |
日付 |
| 石筍 | 自由詩 | 3 | 13/10/16 0:29 |
| 手紙 | 自由詩 | 3 | 13/10/9 21:11 |
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