恋愛は儚いものだけど
人間の感情を
いとも簡単に動かしてしまう
恐ろしい恐ろしい怪物である

私は幸せな失恋をした
自分のための失恋だ
最近は
テレビから流れる宣伝が多くなった
もう何回も聞いた
聞き飽きた

近頃の若い世代は、
またそうでなくても
一度依存してしまったら
もう手離せないのだろう
歩きながら
車を運 ....

君という人に
話したいことがたくさんある

初めて君がいた立場になって
あのときの君の苦労を知ったこと

試合で勝ったこと

君と似た人を見つけたこと

君がいなくても
私 ....
競争に行く君の
邪魔はできない

話せなくなっても
仕方ないや

どうかどうか
忘れないで
隣の席の人は
かつて私が憧れてた人で
今も変わらなかった

この人がいたから
今の私がいる

かつて私が
憎んでた人で
久々に話したら
その記憶が甦った

羨ましかっただけなん ....
私があなたを好きだから
あなたも私が好き

そんなのはありえないさ

誰だって
好きな人には
好きでいてほしいけれどね

そううまくいかないものですから
じっと目を合わせて
見つめてしまえば
もう、こっちのものだった
この競争が
どちらの勝ちでも

あなたが一緒にいてくれた
あのおもいを忘れない。
ふとした瞬間
目があって
すれ違った指が
ほんの少し触れて
特に意味もなく思い出し
ふふ、と頬を緩ませて
ちょっとだけ
お話して
微笑みあう

それだけでいい
短くていい
ずっ ....
信じていたものに
裏切られたとき



一瞬でも
愛しい気持ちになれた人間が
鉄の釘で
私を打ちつけるみたいに
睨む

私の知らないところで
何かが動く

昨日まで繋い ....
照りつける日射しも

大きな入道雲も

うだるぐらいの湿気た空気も

乾いて日焼けた黒い肌も

額を流れていく汗も

ときどき吹き抜ける風のさわりも

湿った草の匂いも

 ....
ただあてもなく走り続け

その先が見えないから絶望する

ただ言われたとおりに勉強を続けて

掴んだものはなんだったのか


打ちつける雨の音も

木々を揺らして
鳴きながら
 ....
君が


いなくなった夢をみた

突然消えた夢をみた

私の世界照らす
光が差さなくなっていく

さよなら、を

言う暇も

分かち合った言葉さえ

消すことができない ....
本当になりたい自分

本当につくりたい将来

本当にやりたいこと

全てはっきりと
目の前にあったなら

全て鮮明に
浮かび上がったなら

こんなに私は
迷ったりしないだろう ....
私は
私のこの身の他に
何も持ってはいませんが

この手を使って
誰かの手を
握ることができます

この足を使って
誰かの足の
かわりになれます

この目を使って
誰かの命を ....
私をとり囲む人間のなかで


誰よりも
ひどいひとで

誰よりも
自分のことが嫌い

誰よりも
素直になれなくて

誰よりも疲れている

誰よりも孤独で

誰よりも
 ....
今日も
泣いたあとみたいに
赤かった

叫ぶみたいに
光ってた

黄昏を
また今日も

10年前の私も
これを見て

夕陽だ、なんて
思っていたのだろう

いなくなった ....
おはようございます、って

大きな声で言いなさいって

あんなに言ってたのにね

挨拶は、笑顔でしなさい、って
ちゃんと顔をあげて言いなさい、って
あんなに言ってたのにね

人に優 ....
もうすぐ私の誕生日になりますが
もう 幼いときのように
物をねだったりはしません

何も要りません

私は

生活に苦労していません

それは

あなた方二人が

私を生か ....
ものさしなんて

どこにもないのです


ずうっとむかしの
どこかのくにの


はなのたかい

おえらいさんが

かってにきめた

ものなのです


だれかとくらべ ....
これも欲しい
あれもやりたい

あんな人になれたら
こんな人になれたら

ああ羨ましい
私も欲しい


私もなりたい

能力
知識
身体

欲しい
みーんな欲しい。
 ....
笑いたいときに笑って

泣きたいときに泣いて


あたりまえのことだけど

それって
とっても

美しい

自分の感情に

素直に生きて

素直におもう


そん ....
無花果(22)
タイトル カテゴリ Point 日付
幸せな失恋自由詩215/3/12 6:01
進歩ゆえの退化 1自由詩015/1/11 23:51
まだ消えていないこと自由詩114/12/23 5:43
仕方ないや自由詩014/11/16 6:39
隣の席の人自由詩114/11/1 13:28
そううまくいかないものですから自由詩4*14/10/11 22:05
媚びを売る自由詩3*14/10/4 6:54
選挙自由詩014/10/4 6:52
夏休みが終わるまで自由詩114/8/20 18:13
大人になっても自由詩2*14/8/4 18:59
窓は閉めきって自由詩4*14/7/30 9:54
つまらないと思う自由詩214/7/10 20:36
失恋の夢自由詩414/7/2 6:49
最終目標ください。自由詩214/6/24 20:52
できるはずだから自由詩214/6/7 23:01
多才な君へ自由詩214/5/24 22:58
今日の黄昏そしてまた自由詩214/5/16 19:00
頭だけ大きくなった大人自由詩214/5/13 23:05
私を誉めてください自由詩8*14/5/8 0:40
あれ、知ってました?自由詩114/5/3 0:56
欲しい、欲しいと。自由詩414/4/25 0:53
悲しいときに泣いて、楽しいときに笑って。[group]自由詩3*14/4/21 8:03

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