不器用にやっと生きていた

帰結からたち上る因果が揺らいで集まって
ときどき意味あり気な表情を見せていた
消えかけてはやがて濃く渦巻いて
それは
ただ時の流れそのものだった
 ....
黒煙に踊る鳩の羽 ライトに射抜かれ
狙うガラスの破片 ギラリとゆきずり
踏まれ踏まれたガム 黒く鈍く

怒涛の雑踏 足足足顔顔顔
放置自転車の屠殺場 影に 


ペンキの剥が ....
加藤 郁(2)
タイトル カテゴリ Point 日付
律動自由詩015/2/21 2:40
黄色い夜自由詩315/2/17 11:09

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