電車
に、轢かれた。

踏んだら、噛まれて逃げてった
草むらの中に逃げてった
ら、モグラの穴に落ちて別世界
そこでは裸の男女が夜通し踊り明かしていた
暗闇なのに、ぶつからずに踊ってる
 ....
花は瓦礫の間に咲いていた
茎は折れ、砂のこぼれるところで
私の意識が眠っている

だれもいない夕べに
密かに私は名を呼ぶ
忘れてしまった誰かの慰めのために


それから一輪の孤独はや ....
光の細粒が漂っていた
涼しい空気が絶え間なく流れ
そこからかすかに花のような人工物の匂いがする
薄暗い室内には暗澹とした幸福が漂い
天井からはときおり夢のようなものが降っていた
だれか人間の ....
Aye-Shaluga(3)
タイトル カテゴリ Point 日付
ねこ、そしてふっかつ自由詩4*04/9/9 22:35
すれ違う自由詩104/9/2 13:29
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