8つのおとうとは
私が夕飯時になっても
食卓に来ないので怒っている

8つのおとうとは
私を呼んでも返事もしないと
私の部屋のドアを蹴り
「何か悲しい物でも、隠しているのか」
と問 ....
真実の愛は
一つだけだと
恋する度に思うけど

それは一度無くすと
二度も三度も
無くなってしまって
勿体ぶっていた
自分が馬鹿みたいなので
愛の安売り
始めます

愛をぶ ....
被爆者二世の
おじさんは、アメリカ人に
「広島ってまだ荒野なの」
と問われる度
なぜ知らないのかと
聞き返す事にしたのだ
と言う

謝らなくたっていい
何千と言う米兵を救ったと
 ....
自分が
突然きれいに感じるときは
かかとを持ち上げ
太ももを感じながら
クシャクシャと
髪などほぐすと
女の
酔った
匂いがします
たまらず
白い肩に
くちびる這わせば
愛 ....
机に

貴方の名前

書いた

消しゴムに

貴方の名前

書いた

自由帳に

100回

名前

書いた

ふれた

あなたの陰に

そっと
 ....
君の瞳は僕を導く光だ
僕の指を君の躯へと導く光だ
でも
僕の指に光る指輪が
やめてくれと叫ぶ
これほど
僕たちにとって
正しい瞬間など
ありえないのに
君の瞳は
奪い取ってと
輝 ....
雪が
自由にしてくれると言うの
で歩き出すと

なみだが

サクサク落ち

みみやはながぼとぼと落ち

ゆびなどもぽろぽろぽろぽろ落ちて

振り返ると
うでもあしも全部
 ....
決めた

今日
君以外の事
しない

君の名前を呼吸して
君の笑顔で働いて
君の鎖骨をおつまみに
君の言葉を食べて
寝る

今日

君以外の事
しない
わたし、

たくさんの物を手に入れたけど

この手で触れていられる物は

少しだけで

埃にまみれた

ダイヤの指輪

大きすぎるけど

外せないでいる

反射する ....
PS2ポータブルの

ボタンを押すと
ドン!

音がして
せかい壊れちゃった

あれ、これって
げんしばくだんのスイッチ
間違えて押してしまったよ

あれだけお母さ ....
わたしの鼓動を
息するように
ねむるあな
たの湿った髪は
刈られたばかりの芝生の香
り で
さわさわ
かすれ
こころ
なやま 
I'll be home for Chrismasと言う歌がどの街でも流れる頃
パティーがぺルーの国境を越えて日本へ飛んで来た

雪を初めて見るとゆうので
インスタントカメラを持って
自分忘 ....
あぁ

からだフワフワ

喉パンパン

心臓バクバク

内蔵カチコチ

目トロトロ

頬ジュウジュウ

こりゃー

完全病気だと思ったら


恋だった
 ....
雨が嫌いだ

校門でしか会えない

君の顔

今日は

半分だけ
青年よ

信じてくれとは言わないが
わしは
死ねないのだ

青年よ、何故
どうせみんな、いつか死ぬんだから
何もかも意味が無いと嘆くのか?

昔から死は
憎まれ
恐れられるが
 ....
夜に希望が見えても

朝には消えている

そんな生活に

いきなり

太陽が僕を照らしたのか

それとも

君が僕に微笑んだのか

僕の一日は

とても

 ....
きみに出会ったとき

完全



取られた



きみに会って

1542日間

僕は呼吸をしていない
腹が泣く

腹が泣く

簡単すぎる

いのち

小さすぎる

いのち

未熟すぎた

わたし

生かせてもらえた

この命

生まれて

泣けた

 ....
そう、私は...私は...今まで...いっ一度も....

ケータイを持った事が無いのだぁ!(前振り長いよ)

はぁ〜すっきりした。しかし日本で携帯を持ってない人はきっと私だけである。し ....
愛されなかった痛みから
私は愛する事の大切さを知る

争い傷ついた記憶から
私は平和を願う

私は罪を犯した事が無く
どうして自分が善人と言えるのか

挫折した事が無く
ど ....
不意に
香り
する時ある

身体を
幾度も洗い

新しい
香りもつけているのに

こんなにも

意識が震える程
私は
一人であるのに

毛穴に
体中に

 ....
北風の目指す暖かい地に
憧れて
葉っぱ達が
我れ先にと旅立ってしまった
ひとりぼっち

さみしい
木は
願 う


船の実を
枝中に実らせて
南国へ
飛んで行きたい ....
娘よ
すまない
おまえが初めて空気を吸った時も

おまえが冷えた
つま先抱えて
泣いていた時も

25年間
父さん
おまえにとって
死んでいたのだろう

混んだデパートで ....
I cried with all my strength,
with all my grief,
with all my sorrow,

but there were no soun ....
オレ、
全世界を手に入れた、でも心が死んだ。
一億円あるけど、それを分かち合う人居ない。
でっかい家もある、でもオレ以外すんでね。
東大法学部出た、それも独り占め。
才能もたっぷり、でも ....
たまに、
一番聞きたい事が
一番聞けない事だったりする。

たまに、
一番したい事が
一番出来ない事だったりする。

たまに、
一番大切な事が、
一番足りない物だったりする。
 ....
私の小指は、
外側にすこし反れている。

あなたの小指は、
内側にすこし反れている。

くっつけると
ピタッとはまる。

私たちは
照れて笑う。
びんびんに冷えたコーラがオレは好きだ。
あの鼻から頭に貫通するしびれが好きだ。
わさびやタバスコとは又違う、あの
コーラの快感が好きだ。

最近、
オレはついにコーラの様な女に出会った。
 ....
望まれず、
生まれて来た女の赤子は
ベイジンの乾いた道ばたに
フンのように転がる。

アフガニスタンで
レイプされた少女は
家族に殺される。

サウジアラビアでは
男は花嫁 ....
ペッ、
地面に唾を吐いたら、
そこに
てんとう虫がいた。

羽を一枚無くしたのか
もう飛べないらしい。
それでも
一生懸命
どこかに行くらしい。

カラカラ
突然、踊りだし ....
月山一天(105)
タイトル カテゴリ Point 日付
おとうと、怒る自由詩1505/1/9 13:20
LOVE BARGAIN STARTS TODAY自由詩6*05/1/6 11:02
戦後60周年自由詩7*05/1/5 12:45
わたし、女だったのです自由詩5*05/1/4 15:45
初恋自由詩4*04/12/30 18:55
明白な魅力自由詩504/12/28 14:05
初雪自由詩10*04/12/21 17:32
贅沢な宣言自由詩11*04/12/19 16:57
外せない思い出自由詩304/12/15 16:10
AN IGNORANT CHILD自由詩504/12/14 19:23
青い昼自由詩204/12/13 9:49
ペルーで初めて降る雪自由詩3*04/12/12 14:04
初めて病気自由詩4*04/12/11 5:09
雨が嫌いだ自由詩11*04/12/10 9:33
死を憎む青年へ未詩・独白2*04/12/9 17:47
太陽と、君と自由詩504/12/8 17:36
1542日自由詩7*04/12/7 12:51
いのちの面影自由詩604/12/6 13:30
皆様、心の準備は宜しいですか? 恥をかくのを承知で白状します ...散文(批評 ...6*04/12/5 18:35
真実自由詩4*04/12/4 15:42
呼吸、できない自由詩7*04/12/3 16:50
願う木自由詩4*04/12/2 9:59
娘よ自由詩15*04/12/1 15:10
VOICE自由詩104/11/30 16:10
15秒自由詩5*04/11/29 14:24
自分、諦めたい。自由詩5*04/11/28 9:00
小指自由詩9*04/11/27 8:46
コーラのような女自由詩4*04/11/25 3:47
女の詩 2自由詩104/11/24 15:46
てんとう虫自由詩5*04/11/23 14:54

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