嵐の後の
落つるべくした葉
散水の後
規則的な送迎車
私はそれを見ている
人と人が出会う
そんな音を聞いていた
つらいこと、の跡を見つけた
誰かにとってであって
誰かにとって ....
絶対的な王政を敷いた帰り道
僕は今にも割れそうな夕陽を見たんだ
それは十分なほどに眩しくて
1日に終わりなど来るはずもないとわかったんだ
だけどその夜に城は燃えて、僕は燃えて、
誰もが偉 ....
地球の瞼の中
君はまだ眠らない
君の脈拍だけがうるさいほど
時は水底に泥濘を成している
月は、もう長くない
誰も新しい命を止められない
美しい響きに目眩まされた凡夫が
また一人白んで ....
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