限界集落の夜は
一段と淋しさがつのってくる
月明かり星明かりの下に
ぽっぽっと人家の灯りが見える
夜になると車もほとんど通らない
わずか28世帯の自治会である
ここに今55人の大人と4人の ....
○「喧嘩」
喧嘩は
いつでもできる
喧嘩しても
いいことはなにもない
意見が違っても
仲良くする努力をしないと
いけない

○「野の花」
散歩していたら
美しい紫の野の花が
道 ....
○「君の名は?」
病院では検査するたびに
「名前を言ってください」
と言われる
たまにはボケたふりして
わざと間違えてやろうかと思ったりもする

○「若い女」
田舎は婆ちゃんばかりだか ....
地域で夜桜花見があった
初めての試みだったが
予想に反して100人ぐらいが集まった
若い人たちも来ていた
若い人たちが来ると
場が活気づく
焼肉、焼き鳥、焼きソバ、揚げ豆腐などを
やって ....
夫が怠け者だと
妻は
口うるさくなる
妻が怠け者だと
夫は
酒飲みになる

妻が
働き者だと
夫は
ぐうたらになる
夫が働き者だと
妻は
趣味に走る

夫が
怒りっぽい ....
○「ボケ老人」
ボケ老人は
ヤクザよりも
怖い!
何をするかわからないから

○「嫌われる」
シャカやキリストでさえも
嫌う人はいたのだ
僕が
嫌われないはずがない

○「威張 ....
○「独り言」
独り言は
ワイフとの摩擦を避けるに
役立っている
「今何かいったあ?」
「いや、独り言、独り言だから」

○「詩」
詩は
尿意のように
突然おとずれる
すぐにメモし ....
桜の花が満開に咲いても
一緒にみる人は
だれもいない
一緒に酒をのむ人も
だれもいない
わびしい里の満開桜
○「健康病」
血圧に一喜一憂している
体重に一喜一憂している
便秘に一喜一憂している
顔のシミに一喜一憂している
これじゃ
病気になる前に病気になるぞ!

○「悪人」
善人は
自分 ....
「大臣閣下
手前どもの省では
どんなご注文にもお答えして
即座にうそのデータを
お作りできます
優秀な官僚を
採用しております
国民にも野党にも
絶対にばれる心配のない
うそのデータ ....
「夫婦であっても
意見が違っても
いいんじゃない」
といったら妻が
「えっ?」
といった
「わざと違えているわけじゃ
ないんだから
ちがいをお互い認めあわなければね」
今朝も
生きている
生きている
いろいろあっても
生きている
どうして
今日も生きているんだろう
なんのために
今日も生きているんだろう
よくわからないけど
生きている
生きてい ....
「効果のないことはやらない」
言ってもダメ!な人には
言わない
やってもダメ!な人には
やらない
あたりまえのことだけど
これが意外と難しい
わかってもらいたいという気持ちが
心の底に ....
愛がなくても
結婚はできる
愛がなくても
セックスはできる
愛がなくても
子どもは生まれる
愛がなくても
子育てはできる
愛がなくても
夫婦関係は続けられる
愛がなくても
介護は ....
施設に入っている奈良の叔父さんの夢を
見た
叔父さんの夢を見たのは
初めてだった
叔父さんと二人で電車に乗って日本海の方にある
叔父さんの別荘みたいな家に向かう夢だった
とても楽しい旅だっ ....
何か問題があったら
考え抜こう
何か悩みがあったら
考え抜こう
悩むよりも
心配するよりも
どうしたらよいかを
考え抜こう
考え抜くところに
人間の偉大さがあるのだから
新しい法律を作っても作っても
ちっとも世の中よくならない
わけがやっとわかった!
官僚が間違ったデータを出しているからだ!
「今までそんなことは
起きとらん!
お前の考え過ぎだ!
そんなことは
ここでは通用せん!」

「たまたま起きなかっただけじゃ
ないの!」

「まわりで起きてることは
自分たちでも起 ....
ひとつの悩みにも
幹の部分と枝葉の部分がある
悩みも構造的になっている
悩む時は
まず幹の部分と枝葉の部分を
はっきりさせるべきである
後でほんとうは
こっちが幹の部分だったんだ!
と ....
人のボケには
よく気づくが
自分のボケには
気づきにくい

ボケた!
と自分で言っているうちは
まだ初期
ボケた!と言われて
怒るようになったら
深刻
日進月歩でどんどん進化しているスマホ

日増しに老化している俺との間に
大きなストレスが発生している
固定電話だけだったら
こんなことにはならなかったのに
今ごろになって
スマホを買っ ....
気になることがあって
眠れない時は
どうすればいいのだろう
酒を飲んで忘れる
いっぱい汗をかいて忘れる
気になることをいっぱい
ノートに書いてみる
誰かに気になることを
話してみる
 ....
「メールは受信しただけで
金がかかるんですか」

「はい、かかります」

「開かなくてもですか」

「はい、かかります」

「不審メールでもかかりますか」

「かかります」

 ....
梅の花が咲いて暖かくなったと思ったら
花粉と火山灰が
同時に降るようになってきた
隣の奥さんの長女が
めでたく初出産を迎えると聞いたので
「おめでとうございます!」といったら
「出産したら ....
おじいちゃんが農協にトンカツソースを
買いに来ていた
「おねえちゃん、ウエスタンソースくれよ」
「おじいちゃん、ウエスタンは
西部劇だけど┅┅ウイスターじゃないの?」
「いや、ウエスタンと書 ....
ほんとうのまとまりとは
飲み食いや人の陰口話などではなく
率直に話し合いができるかということである
自分たちの都合の悪いことが
率直に話し合えるかということである
一年に一回の総会も形だけ
 ....
血圧は
正直である
悩みや不安があると
すぐに高くなる
今朝は
177というのもあった
いつもは正常値なのに
いかにストレスが
血圧によくないかがよくわかる
年をとると
思い出したくないことが
いくつもある
ずっと忘れていたいことがある
すっかり忘れていたことが
ある夜突然夢に現れて
ほんとは忘れていなかったんだな!
と気づかされることがある ....
犬は
わかりやすい
うれしいと
しっぽを振るから

猫は
わかりやすい
うれしいと
猫なで声で近づいてくるから

うちの女房も
わかりやすい
怒ると
口をきかなくなるから
まだ寒いと思っていたのに
庭先の梅の花が
咲き始めた
春はいつのまにか
そこまで来ていたんだ!
身近にあるものほど
気づきにくい
気づいた時には
もう遅い
修復できないところまで
 ....
zenyama太郎(1990)
タイトル カテゴリ Point 日付
限界集落自由詩1*18/3/28 7:04
独り言41集 自由詩018/3/27 6:54
独り言40集  自由詩018/3/26 15:20
花見自由詩018/3/26 5:56
夫婦私論自由詩2*18/3/25 6:38
独り言39集 自由詩118/3/24 13:53
独り言38集 自由詩218/3/23 8:28
花見孤独自由詩318/3/22 7:08
独り言37集 自由詩4*18/3/22 6:38
データらめ省自由詩118/3/21 20:01
意見のちがい自由詩018/3/21 6:24
自由詩218/3/20 6:38
自己をみる自由詩118/3/18 8:42
愛がなくても自由詩0+*18/3/17 11:44
訃報自由詩118/3/16 13:54
考え抜く力自由詩118/3/16 6:44
やっとわかった!自由詩218/3/15 11:44
経験が邪魔する自由詩018/3/15 11:31
悩みの構造自由詩218/3/14 14:46
ボケ自由詩118/3/13 7:54
スマホの苦しみ自由詩218/3/12 15:27
気になることへの対応自由詩018/3/12 15:04
メール不信自由詩118/3/10 9:58
春なのに自由詩3*18/3/8 7:42
トンカツソース自由詩218/3/7 20:30
ほんとうの地域のまとまり自由詩218/3/6 8:58
血圧自由詩018/3/6 6:41
夢十夜自由詩018/3/3 11:29
わかりやすい関係自由詩318/3/2 6:46
熟年離婚自由詩3*18/3/1 8:54

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