嫌いなことよりも
好きなことこそ
気をつけなくてはいけない

やりすぎるから

嫌いなことで
身を滅ぼした人は聞かないが
好きなことで身を滅ぼした人は
少なくない
給料が出なくて
仕事がきつくて
人間関係が難しかったら
だれでもやめていくだろう
親父より一つ上のK伯母さんは
八十半ば過ぎだが
健康そのものである
今でも自分で高速道路をぶっ飛ばして
県外にいる娘に会いに行くし
グランドゴルフは
夏の暑い日でも元気にプレーしている
 ....
子どもの頃
母に連れられていったもらい風呂の夜を
ときどき思い出す
ちょうど今頃の寒い時季だった
もらい風呂の帰り道
冬空の星がいっぱい降るように輝いていた
その降るように輝いていた星空の ....
僕は
ときどき不思議な感覚に
とらわれるときがある
今この瞬間にも
僕以外の多くの人間が
いろいろな国でいろいろな地域で
いろいろな思いを持って
生きているということが
とても不思議に ....
あなたが
幸せなら
私も
幸せよ
思い出すまなざしがいくつかある
登山家が山頂をめざすように

俺もどこかへ向かわないといけない
次の方は是非田舎暮らしにおいでください

若い子よりもおばあちゃんに関心のある方
病気見舞いや葬式が苦にならない方
デパートやコンビニが近くになくても暮らしていける方
近所に明るい挨拶ができ ....
ここは静かな山の学校です
小さな校舎の上には
秋空が広がっています
地上には
秋が色づき始めています
一年生の教室からは
先生のやさしく丁寧な声が
聞こえてきます
授業の終わりの鐘が鳴 ....
生まれてきたのは

俺の責任じゃないけど

生きていくのは

俺の責任になる
男は
笑ってくれる女を
求めている
女は
笑わせてくれる男を
求めている
僕たちは
酒が好きで
飲んでいるんじゃない
酒が好きな人は
一人で静かに飲む人だろう
僕たちは飲んでしゃべりたいから
飲んでいるんだ
僕たちは飲まないと
しゃべれない質なのだ
飲めば ....
ねえ、あたしの携帯知らない?

オレが知っているはずないだろう!

ねえ、あたしの財布知らない?

オレが知っているはずないだろう!
オレに聞くなよ!

だって聞く人、あんたしかいな ....
僕はいつも
「ありがとうございました」
と言っているのに
医者はなぜ
「ありがとうございます」
と言わないのだろう
世の中広しといえども
金を取って
「ありがとうございます」
と言わ ....
うちの孫は
東京大学に行ってまして…

おじいちゃん、違うのよ!
「の」を忘れちゃ
東京の大学よ

「の」ぐらいいいじゃないか!
秋空の下で

今日も洗濯物を干す

平和に感謝しながら
人は
パンのみで生きているにあらず
声かけで生きている
「おはようございます」
「お元気ですかあ!」
「だいじょうぶですかあ!」
僕の従姉妹は
肩まで手が上がらなくなったので
医者に行ったら
「五十肩です」と言われた
「先生、わたしまだ四十代ですよ」と言っても
「五十肩です」と言われた
僕の近所に住む米寿の伯母さんは ....
僕の田舎は
うば桜がいっぱい咲いている
ソメイヨシノはパッと咲いてパッと散るが
うば桜は一年中咲いている
昔の美しさはないが
笑顔がすてきな桜だ
できごとというものは
通り過ぎてしまうと
すべてまぼろしのように思われる
そんなことがほんとうにあったのかな
と思われる
「あなたのためだから」

愛は
愛を
強調しない
今朝もまた
押すボタンを間違えた
ビデを押してしまった!
ああ!たまんない
穴に当たらずに
玉に当たっている
それにしても
このへんに穴があるとは
僕が死んだら
悲しまないでください
みんなで
飲んで笑って
歌って踊って
陽気に騒いでください
たとえどのような死に方をしても
陽気にあの世へ
送り出してください
僕は僕なりに
人 ....
自分が
自分を
大切にしていない
飲んじゃいけない酒を
飲んでいる
吸ってはいけない煙草を
吸っている
自分こそ
自分を
大切にしないといけない
正常な時には
何も感じない
異常が生じると
痛みとなって
知らせてくれる
もし痛みがなかったならば
手遅れになることだろう
親子仲良く暮らす

夫婦仲良く暮らす

幸せの朝日は

家庭から昇る
一回きりの人生だから
後戻りできない人生だから
一日一日を
僕らしく生きていこう
何があっても
僕らしく生きていこう
比べられない人生だから
僕は僕らしく生きていこう
桜が桜の花を咲か ....
天高く
地上には
黄金色の実りが広がり
爽やかに風は流れる
透き通った空気を
胸いっぱいに吸いながら
ふるさとの山々を眺めれば
無心に遊んだ子どもの頃がよみがえる
僕にとっては
ここ ....
◯年を取ると
夫婦喧嘩する元気もなくなる
おだやかになったのじゃない

◯年を取ると
二日酔いする元気もなくなる
酔っぱらわないうちに帰りたくなる

◯年を取ると
悲しむ力も弱くなる ....
年を取ると
どこに置いたかが
わからなくなる
「なくなった」と言うと
まわりを不安にし
「盗られた!」と言うと
誰も来なくなる
zenyama太郎(1990)
タイトル カテゴリ Point 日付
好きなこと自由詩016/11/26 9:28
主婦業自由詩116/11/25 9:34
先生、お薬を自由詩016/11/24 20:30
もらい風呂自由詩216/11/24 14:21
不思議な感覚自由詩1*16/11/23 7:39
まなざし自由詩016/11/22 21:31
リタイア生活自由詩116/11/22 21:23
田舎暮らし自由詩1*16/11/21 12:43
居眠り自由詩116/11/20 12:15
責任自由詩016/11/19 20:49
男心と女心自由詩116/11/19 20:46
僕たちが酒を飲む理由自由詩016/11/19 10:23
僕たち夫婦の会話自由詩016/11/18 10:30
礼儀知らずの医者自由詩0*16/11/18 10:17
孫自慢自由詩1*16/11/16 22:17
洗濯物自由詩016/11/16 17:07
介護自由詩016/11/16 16:00
五十肩自由詩016/11/15 16:50
うば桜自由詩016/11/15 16:44
できごと自由詩116/11/14 7:46
自由詩016/11/13 20:17
ウオッシュレット自由詩016/11/13 20:15
僕が死んだら自由詩116/11/12 10:08
自分こそ自由詩1*16/11/12 9:46
痛み自由詩116/11/12 9:42
朝日自由詩216/11/11 8:58
一回きりの人生だから自由詩216/11/11 8:53
ふるさとの秋自由詩316/11/10 14:50
年を取ると自由詩116/11/9 21:32
老いた!自由詩116/11/9 7:44

Home 戻る 最新へ 次へ
43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 
0.27sec.