それは私の先生で
それは私のアートで
それは私の乱雑さで
それは私の趣味で
それは私の好みの男性で
それは私の好みの女性で
それは私の理想の人で
それは私の欠陥部分で
それは私の詰 ....
怖い怖い、闇が怖い、私の嫌いなイロは黒なのさ。
ああ、恐ろしい恐ろしい、私の嫌いなジカンは夜なのさ。
それでも私は黒が無きゃ、夜が無けりゃ生きられない。なんてこった涙が出そうだ。なんてこ ....
トイレで一人溜息ついた
我想う、(最近ありがとうという言葉を聞いていない)
もひとつ溜息
仕事では馬鹿野郎と罵られ
恋ではなかなか酷い言葉で振られてしまった
(なんで、こんななん ....
彼女の目は覚めた。
彼女の目にした物は激しい雨と揚羽蝶。
よろよろと飛んでいた様だがすぐに地面に落ちた。
死んだように見えた。
蝶の死んだ場所のすぐ近くには屋根が付いた、
彼女が眠っていたベ ....
幼いきょうだい達の目から流れる黒い涙が、滴り溜まって流れたら僕の足元まで浸って来て、足からだんだん染みてきて僕はだんだん染まっていって。だんだん体が重くなる。
きっとこのまま死んでも後悔しないと ....
さあこの感情に名前をつけよ
古い映画の古いセンスに欠片でもの現代センスとのつながりを見出し
ああいい画だなんて想える映画があればいい
とても愛する人は自分ランクの金メダリスト
その ....
透明な壁に額をぶつけて、彼はきょとんとして首を振った、ここから出て行けないことを彼は理解できたのだろうか、閉じ込めた当人の私が、その透明な四角い壁の中から彼を出すときは彼をピンで留めるときだろう。
....
ドロップ缶 カラカラ鳴らして
君と歩いて
いつから蹴り始めたのか
解らないその石を
君はテンションに任せて
思い切り蹴り上げ
ガシャーンと
どこかのガラスを割ってしまって
....
青い花は青という色が嫌い
光の中の、青と言う光だけ
あっちへ行けと跳ねかえし
私達の目には青に染まった
青い花が映るのです。
私は私が嫌いだと主張しています。
下らないその歌で
ずっと私を騙していてよ
息苦しくて涙が溢れるのです
呼吸が荒くなって唾液を垂れ流すのです
それでも私はこの苦しさが割と好きなのです
それでも私はこの生き方が割と好きなのです
ソファさー、右側にどいてよ
なんでよ? 座りたいならそっち座れば?
いや、左側に座りたい気分なんだよ
だからどうしてよ?
いいからどいてくれ
そうですアナタの言うとおり
潔癖症ですゴメンナサイ
触らないで下さい汚いです
触れられないですどうしても
解っていますゴメンナサイ
世界はキラキラしています
とても綺麗で大好きです ....
「ありがとう」
言葉に光りがあるならば
最大級に光るだろ
カラコロと口内で鳴る、飴と歯がかち合う音が頭蓋に響く。
クチヅケしたらアンタは顔を顰めるだろか?
だってアンタは甘味が嫌いだろ
ダイジョブさ私もアンタの事は嫌いだよ
....
私はすすむの
雨にぬれても
よわっても
何かうしなっても
それが二度と戻らないものでも
私は何かうしないながら
何かをひろって
私は暗闇をすすみながら
未来を見つけ
....
アッパー一発良いですか?
ストレートじゃダメなんです
キックでもダメですよ
アッパーじゃないと
「殴ったなぁ」って感覚が無いじゃないですか
え? なんで俺を殴る必要があるんだって?
....
私は怒りを押し殺し
私は悲しみを隠してる
見せたくないから
弱い場所だから
醜い姿だから
私は感情を殺そうと首を絞め
感情も私を殺そうと私の首に指を絡めて
ゆっくりとお互いに ....
壁も、床も、家具も、俺の服も、全て白い部屋、目を瞑れば黒に満たされてしまうのに、それを拒むように、白ばかり並べる俺を、記憶の誰かが、愚かだと言った
名前も無い猫がいた
茶色い三毛猫
いつも気付いたら庭にいて
ひとしきり私と遊びまくると帰っていく
名前も無い猫がいた
茶色い三毛猫
名前なんて付けられなかった
猫は気紛れで気付いたら ....
依存している
依存している
アンタが居なくなる
そう考えるのが一番怖い
依存している
依存している
君は麻薬
そう思う自分に対し苦笑がこぼれる
お互 ....
声の限りに叫んでも
この無音の部屋では響きもしない
青い涙や赤い血を流しても
この無色の部屋ではシロクロで
ただただ、
心の痛みに支配されたこの部屋で
私は待っている
声 ....
私のブレーキを壊したのは
私自身
私のハンドルを握っているのは
私自身
私をコントロールしてるのも
私自身
私が事故っても関係ないだろ
私にアンタの法律を押し付けないで
私の法律は ....
針と糸を携えて
張り裂けた君を縫い合わせ
言葉をかける
ゴメンね、ゴメン
気付けなくてゴメン
苦しさが溢れて行って
君は張り裂けた
針と糸を携えて
言葉をかけていく
ゴメ ....
アナタとの関係は
着かず離れず、
そんな感じが一番落ち着く
でも、
たまに近づきすぎて
たまに遠すぎて
私もアナタも傷つくんだ、
目指すは、月と太陽
惑星のように一定の場所、
....
アナタは私にコーヒーを差し出した
外では雨の音が心地良い
時折光る雷光にアナタはビクッと震えた
雷がきらいなの? と聞くと
アナタは素直に 怖いからきらいだ と答えた
そう ....
出来る限りの時間をあなたと
出来る限りの睦言をあなたに
出来る限りの抱擁をあなたに
出来る限りの愛の表現達
出来る限りの事をしていたい
0.35sec.