遠い昔を思うと
僕は胸が苦しくなる

君と住んで
1年が経つこの部屋で
僕は今涙しています

2年前
限りない自由があったこの部屋
いろんな女性が行き来したこの部屋

3年前
 ....
「ちょっとお酒に酔ったみたい」
なんて、
何年前かの漫画みたいなセリフ
何べん聞いたことだろう


「アルコール」という言葉が好きな僕は
おそらく、きっと
毎日お酒を飲む
それは、誰 ....
嬉しかろうと悲しかろうと
誕生日ってものは1年に1度
必ずやってくる
年を取りたくない、って嘆いたところで
どうしようもない
仕方のないこと

{ルビTHAT′S ALL=それだけ}
 ....
手が届かない人に手を出す
これは犯罪
手が届く人に手を出す
これはOK
じゃあ、手が届くはずの人なのに手を出せないでいるのは?

いつのまにか君は
僕への性欲をなくしてしまった

僕 ....
「数ある不自由と戦わずして
 自由は手に入れられない」

僕はこの言葉が好きだ
誰が言った言葉か忘れたが

もしかしたら
僕は同棲という名の鎖に縛られているのかもしれない

事務的な ....
気持ちが伝わらないとき、ってのは
誰にでもある
例えば親
例えば友人
そして、例えば恋人


いつからだろう?
お互いの気持ちが伝わらなくなり
そして、君の気持ちが分からなくて
僕 ....
今僕はサントリーウイスキーを飲みながら
この手紙を書いています

18歳の君たちは
まだ若い盛りで恐れるものは何も無いでしょう
辛い恋と思うものは
実際、たいして辛い恋ではなく
カクテル ....
人間は
ただあてもなく{ルビ彷徨=さまよ}っているだけなのかもしれない
調度
あてもなく流される植物の種子のように


今日、いいことをした
今日、彼氏(彼女)ができた
今日、何々をし ....
なんでかわからないけど、いつのまにかこうなっちゃった
って、いうことが人生にはたまにある

今の僕がそうである

給料は安い
そしてキツイ
それなりにバカやって
それなりに遊んで
家 ....
屋根付き橋と申します
田舎なものであまり人は通りません
でも私の下を魚がよく通ります
おかしなものですね
隣の隣の家が引っ越した
厳密にいうと隣の隣の家の人、だ
まぁ、隣であろうと
隣の隣であろうと
賃貸マンションに住んでいるのでどんな人かあまり詳しくは知らないのだが

とりあえず引っ越したの ....
1日に電車は数本しか来ません
でも、夕日を見るために若い方々がいっぱい来ます
そしていろんなドラマが生まれました
ステキなことだと思いませんか?
ローソンの前にキャミソールが落ちていた
どこをどうやったら
そんなとこにキャミソールが落ちるのかが分からない
しかしまぁ、理由はどうであれ
結果としてそこにキャミソールは落ちていた

落と ....
傷つけるってことは傷つくこと、って誰かが言ってた。
まぁ、誰が言ったか定かではないが

もしかしたら僕が言ったのかもしれない

でも、よくよく考えてみると
こんな言葉はただの言い訳に過ぎな ....
おもしろくない
そう、おもしろくないのだ

毎日が変わりなく
働く、食う、寝るの繰り返し
刺激が欲しいと叫んでみても
僕に与えられる刺激は
コーラの炭酸程度だ
いや、それ以下だ
もっ ....
夜行バスに乗った
実家に帰るための一手段に過ぎないのだが
安い、早い、と言う点が気に入ったのだ

僕の実家はけっこうな田舎だ
夜行バスから見える星がとてもキレイで
満天の星を見ると実家に帰 ....
子供の頃はその気になれば空を飛べると思っていた

たぶん人間だけだろう
大きくなる代償に
少しずつ少しずつ
心の中の何かが壊れていくのは

何かを捨てなければ大きくなれない
そんなこと ....
カギっ子を見た

21世紀のこの時代に
まだカギをクビからぶら下げているんだな
って、感心する一方で
とてもなつかしい記憶がよみがえった


かく言う僕もカギっ子だった

両親が共 ....
将来のことが不安で、とかじゃなく
ただ、ただ単に
明日が来るのが怖い
って夜がたまにある

なぜだかは分からないが

ただ無性に明日が怖いのだ

夜はひたすらに眠れず、かと言って
 ....
3・2・1・ポン
で死ねるなら死んでもいい
って思ってた昔
もし、タイムマシンがあって昔に戻れるなら
そんな自分をぶん殴るだろう

「死」ってのは
とても実感が持てないもので
何らかの ....
深夜2時僕と君は出会い系のメールで目が覚めた

そんなことではまだまだ怒ったりはしない
精神はもう大人
「そんなこと思う時点で子供っぽいよ」
君の声がちょっとイタイ

なんとなく眠れなく ....
いい天気=晴れ、ではない
いい天気
って言葉はとてもよくできた言葉で
晴れでもなければ、雨でもない
個人にあった「いい天気」がある

私にとっていい天気とは
雲ひとつ無い日本晴れ
あれ ....
目に見える問題を片っ端から解決していこうと決めたら
ある日、突然、頭がフリーズしてしまった
まったく働かなくなった頭は
言葉通りまったく働こうとせず
僕は、食う→寝る→食う→寝る→食う→SEX ....
「君が好き、と、君だけが好き、は違うのよ。」
そう言った限り黙り込み、ただ頬を光らせ、
ボストンクーラーを飲む君の姿をまっすぐ見れなかったのは
ただ僕が若いからだけではなかったのだろう

酔 ....
メンソールのタバコと少々強い酒
キッチンにあるのはそれだけ
という時代があった

経営学を学んでいた僕は
たいして面白みを感じない授業を受け
バイトをし
酒を飲み、タバコを吸う
という ....
寝転んで見上げる空に何が見える?
真っ青な空に白い雲
夜ならきっとキレイな星が見えることだろう
この季節この時代に
こんなに自由であることをありがたく思わなければならない

もっとも誰にか ....
家に帰ってきた瞬間に雨が降る
そんなことで
ちょっとした幸せを感じるのだから
たぶん、いや、確実に
僕と言う人間は
非常に単純にできているのだろう

ベランダに出て
雨にぬれた犬を見て ....
久しぶりに会った友達は
標準語になっていた

関西生まれの関西育ち
生粋の関西人の彼が
標準語とともに僕のもとへきたのは
ゴールデンウィーク真っ最中の
ある日の夜だった

2000円 ....
たいていの問題は時間が解決してくれる、
なんて言葉は(誰が言ったか知らないが)嘘っぱちで
人生に対する問題で
時間が解決してくれるものは
ほとんどない、
と言っても過言ではないだろう

 ....
1年後
2年後
自分が何をやっているかはわからない
けど
10年後
20年後
の自分が
何をやっているのかもうすでに
決まっている

そんな
他人―と言っても親だが―に敷かれてし ....
ヤマト(64)
タイトル カテゴリ Point 日付
部屋[group]自由詩106/2/18 21:49
素直自由詩006/2/18 21:39
HAPPY BIRTHDAY自由詩105/8/12 23:40
欲求不満[group]自由詩105/7/19 23:09
事務的な生活自由詩105/7/17 7:34
1歩1歩自由詩005/7/14 17:05
拝啓、5年前の僕達へ自由詩305/7/12 21:05
自殺未遂をした3人の友人へ自由詩1*05/7/5 23:07
上々な人生だから自由詩105/7/2 16:35
とある山の中携帯写真+ ...205/6/24 21:21
忘れ物自由詩005/6/24 17:21
西向きの駅携帯写真+ ...205/6/24 14:51
梅雨とキャミソール自由詩305/6/22 16:54
ピエロの涙自由詩005/6/21 0:41
炭酸の抜けたコーラみたいな毎日自由詩105/6/20 15:53
銀河鉄道の夜自由詩105/6/18 1:33
汚れて、汚れて、また汚れて自由詩005/6/9 15:29
前略、京都駅で見かけた茶髪のカギっ子へ自由詩8*05/6/3 0:42
おやすみの後で自由詩505/5/31 22:19
死にたいと思った人々へ自由詩4*05/5/29 19:08
迷惑メールから始まる真夜中の情事自由詩205/5/27 0:29
天気自由詩005/5/26 16:22
再起動自由詩1*05/5/22 0:53
君と僕とカクテルと自由詩005/5/19 22:32
カクテル自由詩005/5/14 10:55
決起宣言[group]自由詩105/5/13 15:35
雨、大粒の雨自由詩6*05/5/12 17:05
1泊2日の里帰り自由詩105/5/11 13:19
60×60×24って長い?短い?自由詩105/5/4 21:37
今、すべきこと自由詩1*05/5/3 16:23

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