色という色をすべて剥ぎ取った浜辺で
 JUSSAの赤いサンダルが泳いでいる
 波は言葉のかたちで抑揚し
 それをすくう手が、岸に刺さっている

 JUSSAの腕は、はじめから白い
  ....
 JUSSAが声をあげたのは
 疲れて帰ってきたわたしが
 テーブルの上に並べられたコップの
 右から3番目を何気なく飲みきった後だった。

 JUSSAは、本気で怒り
 また「ミ」を ....
 みんな、ここで横たわって、死んだふり
 アンチニヒリズムの行き止まりで
 ときどき誰かがビートルズを歌う
 ジョンを撃ったピストルみたいに、歌う

 こんなところには世界は無い
 た ....
緒方ハリガネ。(3)
タイトル カテゴリ Point 日付
歩かない足跡自由詩205/1/20 0:46
自由詩1005/1/16 23:51
フラボノイド自由詩104/10/6 22:17

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