僕は届く手紙は書けない
恥ずかしいから
だから 葉っぱに書いてみる
風に飛ばされて 飛んで行き
誰かに届くかも
僕の事は何も知らない
そんな人に
僕の気持ちだけを
知っ ....
僕はもう危篤 長くない
さよならだぜ この世とも
ベイベー グッバイさ
誰か僕を看取ってくれる人達に囲まれて
そんな奴等に囲まれて
僕は こうするのさ
「う!ううーーーー!!」 パ ....
言葉は
いつも僕を放り投げる
あっちへ こっちへ
でも 違ったんだ
言葉を
いつも僕は追いかけていた
あっちへ こっちへ
ホントの事は
すごく簡単なのにね
僕は
あ ....
僕は写真を撮る。何故?何故だろう。僕はシャッターを切るとき、きっと何かを感じている。そして、それが銀塩の中に放り込まれる事を願う。なんでもかんでも撮る。何かを感じれば道路を真上から撮っちゃう。建物も ....
おい!
元気出せ!
やい!
元気出せ!
足はふたつ
手はふたつ
目もふたつ
耳までふたつ
ついでといっちゃなんだが
鼻の穴までふたつだぜ
ちく…
ま 口とお尻もふたつ ....
バイト先でカップル誕生。二人とも黙ってるけど、そういうのって勝手に広がっちゃう。勝手に広がるのを楽しむために、何も言わないのかもって思う。バイト中に僕と二人きりになった時に色々聞いてみる。だって、以前 ....
ツイスト アンド シャウト!
ツイスト アンド シャウト!
ああ!!!
ツイストとシャウトを知っていれば!
ただ それだけで
僕のこの気持ちを表すことができたのに!って
おじちゃんが何かを落とす
僕も何かを落とした
だあれも拾わない
ちっとも気にならない
君は拾ってくれる
僕も拾ってあげる
でも たまに面倒だから
地面においてきちゃう
ごめんね
....
僕の中には彼女がいるよ
朝は優しく起こして
昼は楽しくひだまりランチ
夜は不思議なおとぎばなし
いつでも 僕等は一緒
楽しいときも 寂しいときも
嬉しいときも かなしい時も
いつ ....
僕がまだ生きるのは
15年前から
君がもうこの世にいないから
9歳の僕は 君に魔法をかけられた
僕が生きて 君は死んだ
僕は想い続けている
15年前から
君が ....
夜中に淋しくなったら
街灯の見える路地においで
そっと街灯は教えてくれるよ
誰もいない路地を優しく照らして
君が淋しいなら
きっと僕も淋しいんだって
自分が何故生きているのか、考えたことがあります?まるで10代の思春期みたいな質問だなって思う。でも、それは感受性が豊かだからだって思う事にしている。色々なことを感じ取れるから。考えられるから、そういう ....
『どうしてお空は青いの?』
それは…青以外の光が届かないから
『届かない光はどうしちゃうの?』
届かない光は…
『かわいそう』
う〜ん…それはね
夕暮れは赤いでしょ ....
体は暖かい 体は柔らかい
体の温もりは 誰かを暖める
体の柔らかさは 誰かの震えを抱きとめる
それとは 逆に 人の体は
寒風吹きすさめば 凍えてしまう
ナイフで切りつければ 傷つ ....
今日は何故か
ケビン・カーターさんの「ハゲワシと少女」の写真の夢を見ました。
ピュリッツァー賞『ハゲワシと少女』〔写真〕
ケビン・カーター
内戦が続くスーダン
彼はハ ....
僕、エッセイらしきものを書くんですけど、作文って言うのかな。僕は病気で、色々なものを見る機会があって。見たくなかったものや、聞きたくなかったものもあった。僕の人格形成の部分にそれは、とっても大きな地 ....
君の涙には色が無いんだ
あの人のためにも
この人のためにも
泣いた涙には色が無いんだ
透き通る空より透明で
朝露よりも輝いている
きっと心が透明だからだね
だから涙には色 ....
空に
青い 空に
雲をかきわける 空に
朝の光で全身を染めた 空に
オレンジの夕暮れの 空に
覆いかぶさる灰色の 空に
ただ ただ
ただ ただ 空に
透明 ....
僕病院エッセイはもう書かないと言いました。でも、病気とは直接関係が無いので書こうと思います。
僕のベッドの隣。アニキが退院した後に来たおじちゃん。どこぞの会長さん。毎日スーツを決めた、とんが ....
今日は 納豆と 生イカと から揚げを買った
土手を歩いて ゆっくり帰る
家に帰ったら ご飯を炊いて
納豆をぐるぐるして
からあげをチンして
生イカをさばかなくてはいけな ....
目の前で死にたくないって言った人がいた
目の前でただ泣いた人がいた
目の前でしょうがないって 苦笑いした人がいた
目の前で二日徹夜だよって 疲れた人がいた
目の前で転んだ人がい ....
小学校の授業にインターネットの使い方を教える時間がある。僕は教えないで欲しいと思う。インターネットには有害なものがいっぱい落ちている。卑劣な言葉、卑猥な言葉。後者は年の頃になれば、そのありあまるパワー ....
ドラマ『世紀末の詩』を見ました。今日は暇だったから。僕は確か高校生の頃にもこのドラマを見た。覚えている。とっても不安になったのを。売れっ子ミュージシャンや、おざなりの言葉が口にする愛じゃない。本当の ....
久しぶりに満員電車に乗った。小学校・中学校・高校・大学ともう数えるのも面倒なくらいの年数を満員電車に乗った。僕は朝の駅のホームに立ってどこに立っていればよかったっけってウロウロする。でもウロウロする ....
バイトの女の子が私に退院おめでとう。病院生活はどうでした?って聞いた。僕はあまりに多くの事を考えて感じてきたので、答えに窮してしまう。う〜ん。嫌なとこだと思うけど。ご飯は黙ってても出てくるし、一日中 ....
怒ったり
泣きたかったり
淋しかったり
嬉しかったり
愛したかったり
ぎゅっと、そっと、どうしても
心に閉じ込めなければいけなかった
そんないっぱいな気持ちたちは
どこに行くん ....
多分みなさん知ってると思われるんですけど。
もう何年も前に放映された「世紀末の詩」視聴率がおとろしいほど低かったという。
脚本は野島伸司さんで、御本人いくつか詩集をだされてますが、
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僕は公園に座るけど 季節は流れていく
子供がはしゃいで ころんじゃう んで ないちゃう
へへって 思う
お風呂場のおもちゃが 何もしてないのに
そっと 波を立てていたのを思い出した
僕は ....
小説が好きだから、少し小説を読みます。好きな作家は、今は「宮本輝」さん。彼の小説「夢見通りの人々」の中でこのような一節があった。
『思ったとおりに詩を書く事は小学生でもできるんやで。』と言われる ....
自分が死んだら 誰かが泣いたら 私は少し面倒だなって思う。そんな気持ちわかるでしょうかね。
入院生活が終わりを告げる前日の夜。私は消灯直前に一人で共同の洗面台で自分の顔を見る。2週間で5キ ....
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