人の中に閉じこもる。
あなたの中に閉じこもる。
とタイトルのように書いてしまった。
そう書く事もないのに。
話す事もないのに見上げるたびに思うことができた。
でもまた昼も夜もないようにうっす ....
毎日、息を吐いている、すうこともあるけれど、いまはどこかの延長にあたる場所で、つめたい空をながめていた。あなたに送られたちいさな花がこめかみで目をまわして。だから、寒いと泣きたくなった。
....
こんばんは
こんばんはといえば夜ですが
夜に
なっても
まぶたの裏が痛みます
きっと
蛍光灯のせいでしょう
蛍光灯は
しろっぽくって
あおっぽくって
だから
....

あたりはふるえ続けていた。そしてあなたは、手縫いのように丁寧に畳んで、爪がまたよごれていた。この、ことばで。あるいは、そのことばで。どのことばも少ない会話のほとんどが詩であ ....
じつはぼく白人も黒人も黄色人種もみーんな平等に嫌いです。つまり人がきらいなんすけど、自分でも驚くほどアダルトビデオがだいすきなんですよね。笑い。女が欲しいとか性行為がしたい!とかじゃなくてさ、 ....
ふりそそぐものが仰向けでしびれたのは、いつだってなつだった、かえり道でゆらゆらとした意識が、にぎりしめた手のうちに、だれかがいそうな、とても晴れた日だった、ころされた石のような影がこわ ....
きみのおでこはとがっている、おやすみというたびに、やだやだされて、それはちょうど夏の虫だったから、かけちがえたボタンが、蝉のようにぽっくり病だ、ぼくはきみを目覚まし時計とまちがえていた。
縞模様 ....
おおくのゆびさきがきりとられたまま、迎えようとした、ゆきどけの水を捨てようとして花は、ぎょっとしたようにさきはじめた、あたたかいものがながれついて、世界をかえるつもりはなかったとしても、おおくのゆ ....
あしおとのそばでは落ち葉たちが目をまわしていた、ひそひそとぶつかりあうすがたは、わずかな言葉で陰口をたたいているようで、走りだしたあなたはかぜのようにくるっていった、だから、それは、たぶん、そ ....
iPhoneから送信
卵をこわすようにかぜはつよく
ふいて村人の瞳はいつだって
濡れていたどんよりとその
イメージをかためた雲が
みあげたものを描写しようと
おとすひざしが
あたたかい雨 ....
家は川沿いにあった
ぬかるみが渇こうとして
夕暮れは
大腸をひきずりだしたように
ながくなった
そのなかを這うように
ぼくは船出をして
帰りかたがわからなくなった
日の落ちかけ ....
生垣のそばにはあおむらさきの花がすっぱい赤い実をつけていた、ふるえるものがひらこうとして、そのまんなかにあまぐもがあった、かぜが忘れられた影になげかけられ流れていくものがあった、やさしいはなしかたの祖 ....
部屋があたたかいと何も書けなくなった、つま先も踵も地表にはつかず、ふっとうしたひかりになった、七月生まれの人がかに座になって、星座は煮えたぎったあぶくのようだ、部屋があたたかいと何も書けなくな ....
てのひらをみつめている時間が増えたような気がします、世間には床ずれなどということばがありますけども、ずれずれにずれた衣擦れの音は耳のおくふかくまで擦るようで、それはもう澄みきったいずみに落ちた ....
よんじゅう
(14)
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