歯磨きをしてそれから眠る。
日々咀嚼していく中で小さく噛み砕かれた
憤怒や諦めのかけらを落とす必要性があるからだ。
細い白い小さな毛先で僕は何もかもを洗い流そうと。
転んでしまっている 歯磨き ....
雑踏 歌舞伎 午後8時24分
はじめて見た指先の細胞
甘んじて削り取られた心がうずく
穏便な感動はもう既に地中深く
ぐるりと回ってそれもまた同じ場所へ

君が教えてくれた寒さを今感じようと ....
ぽってりとしている
動き回る
縦へ横へ斜めへ

昨日は空白だった
悲しい嘘を重ねながら傍観者
鍋の中で踊っている
乱切りにした人参が
恨めしげに私の目を写す

今日は空白だろうか
 ....
比較的静かでたおやかな詩がおかれているサイト。
掲示板はただいま復旧中とかで投稿できませんが
(普段は)詩を投稿したりもできるみたいです。
書評が結構面白いかも。

個人サイトですが、なかな ....
手荷物が重すぎて それでも担ぎ上げて笑いかけた
だってキミが望む事だからそれは仕方ないよねと
いつの間にか強がりは普通になって
何か泣き出すときの声までアルト

装う事が現実で 現実こそが装 ....
きみの 戻って来いという言葉が
僕の胸につきささる 

あくまで昨日までの日常と
妙につぶされる間隔がいがみ合って
ひっくり返って手を振りかざして
水色のため息がもう元には戻れないとつげた ....
雑踏はいつも空気が薄くて
階段を昇るたびにふらふらと倒れそうになって
それはそれは大きな矛盾を抱きかかえたまま手荷物のかばんを放り投げたい
だからと言って僕は投げたりなんかしない
だってそれじ ....
当たり前の言葉を
不自然な横顔にうつして
歩いていったあの場所は
瞬く間に消えていった

君と重ねた時間
君と積んだ記憶
君と求めた価値

雨が降る前に
ゆっくりと逆流した

 ....
さりげない あきらめの下で
そぉっとすくいあげた光が
一瞬の間をおいて降ってくる

おどおどとした
まどろみの中で見た風景は
どうにもこうにも思い出せない
掴み切れないままいつも、そう、 ....
内から外へ
広がる気持ちの真ん中へ
水色のレンズをつけたまま
私は一人で立ち尽くす

うらうらとつもった心のチリを
動かせる事のない
非力な自分

描く放物線も心なしか弱く

そ ....
碧姫(10)
タイトル カテゴリ Point 日付
あなたの願いかなえます製作所 第Ⅲ支部 所長宛未詩・独白005/1/28 11:50
滑空自由詩005/1/27 20:32
味の無いマウス自由詩104/12/18 14:16
つきのにわおすすめリ ...004/11/22 1:26
アルト自由詩1*04/11/21 15:16
時間差攻撃自由詩104/11/11 22:16
さっぱりわからない現実を食べ歩く23歳午後4時自由詩104/11/10 17:30
転がって自由詩104/10/26 9:17
空想の午後一番自由詩004/10/25 13:34
広がる自由詩604/10/24 13:29

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