何か 詩(うた)は ないのか

さびしくて せつなくて むなしくて

ならんのだ

たましいの 飢えを 満たす

詩(うた)は ないのか

どこにも ないのか

詩(う ....
繊細で 優しい子は すぐに 傷ついて しまう

泣いてしまう

普通に 接しても すぐに 泣いて しまう

鈍感な わたしは いつも とまどってしまう

しかし

繊細で 優し ....
あさ 妻と 小さな 諍いを した

私は 黙って 静かに 聞くことが できたが

妻は 徹底的に 話したかった ようだ

私も 少し 怒りを 感じた




午後 散歩し ....
おまえはだれだ。変わったやつかもしれない。変なやつかもしれない。
馬鹿かもしれない。阿保かもしれない。
犬かもしれない。猫かもしれない。
ねずみかもしれない。
しかし、虎ではないだろう。
 ....
当然の ように みんな マスクをつけている

随分 なれて きたが

最近 やはり

これは 異様だと 思うようになった




みんな 骸骨のようだ

病に 震え  ....
もっと 歳をとって

認知症になったら

にこにこ笑って

ぽかんと一日中静かに

座っている おじいさんになりたい

疑り深い 夜叉や

怨念がましい 般若には

な ....
旧い映画を観て

思い出す

昔の 悲しみ

大画面の なかでは

むかしの 美女が 踊る

私が 観ていたのは ミュージカル

美しい 女性が 織りなす 夢の 数々

 ....
しあわせのかたちをみつけたら

はるになるだろう

かなしいあきは

おわって

しものふるふゆになるだろう

ゆきがふるだろう

さむいだろう

それでもひとははたら ....
生きることは 

暗闇ではなく

死でもなく

静止することでもなく

静寂でもなく

命のざわめきを感じること

動くこと

歩くこと

時間のなかを流れるこ ....
さみしいんだろう




うん

でも そうでもない




でも さみしいんだろう




うん




だってさ ひとりでいきてるんだぜ

 ....
あのね

コットンのセーターが好きなの

でもね もう秋も終わるからね

冬が来るからね

コットンは冬には温かくないからね

もう 着ないの

妻がね

コットン ....
眠り込んだ 命を

時間という鉈(かんな)で

削りつつ生きる

尖った命は

永遠という 時間のなかで

ぼろぼろと 崩れ落ちる

私は 

今日も

時間のなか ....
世界を 祝福する

そんな 言葉を 持ってない

人生の 楽しさを 詠(うた)う

そんな 言葉を 持ってない




昨日までは 人生や世界の

悲しさや 寂し ....
   

釈迦も孔子も死後については語らなかった。  

生もまだ解らないのに、死が解るはずがないと  

いう態度だった。  

もしかしたら、生は問題だが、死は問題では  
 ....
あめが ふってる




あめが ふってて

なんか やさしい




うん




あめが ふってる




あめが ふってて

なんか  ....
 

毎日 毎日 繰り返すことの 楽しさが 

例えば 机に 座っているとき 

ぼんやり ストーヴの光の赤を 

見ている その時 

こころが 暖かい そのとき 

幸せを ....
「薔薇についた水滴、それが世界のすべて!」

それでいいじゃないか。




「人生は楽しい!」

それでいいじゃないか。




「へいわがすきで、ぼうりょく ....
うつ   

   く 

      し 

         かった

あにもにの

  あにゅもにゅの

    あにょもにょの

      あにょもにの
 ....
悲しいでもない

寂しいでもない

ただ漠然と 空しいのです

私は 何を してきたのでしょう




ひとりで 考えていると

世界が あまりの 空しさに 震えます ....
雨が 降ってるよ




だから 何だって 言うんだ?




よる ひとりで 起きてるよ




だから 何だって 言うんだ?




もう 何も ....
沈黙は 私と 世界を 巨大化する

また あるときは

私と 世界を 縮小する

私の沈黙と 世界の 静寂の中で

私は 私の 巨大な手に 驚く

眼前の 私の沈黙と 世界 ....
辛くとも 悲しくとも どうして  

私は 生きていく 
 

生まれた からには 生きていく 

そう 考えたら 単純だけど 

 

とっても 辛い時には どうして  
 ....
夜空に 満月 が 光る 

美しい 満月が 光る 

今日限りの 満月が 光る 

 

一瞬の 美 の 満月が 光る 

明日以降 欠けていく 満月 が 光る 

  ....
 
夜明け前の 並木道を 今日も 歩く 

東の 空が だんだん 明るくなってくる 

 

冷たい 静かな 炎 が 燃えている 

 

今日も世界は いつものように 始ま ....
夜明け前にカメに食事をあげる。 

かなり早いが、カメは早起きなので 

起きる前にあげる。 

小松菜の葉を3枚から5枚くらいあげる。 

カメは陸ガメだから、植物の葉しか食 ....
おはようございます

やあ 花粉だ
やあ ほこりだ
やあ 黄砂だ と

一年中 私に
注意や 警告を

毎日 こまごまと
言うひとが
そばにいます。

私は、ウザイと
 ....
妻は
面白い犬のアニメを見ながら
うれしそうに笑っている

その姿を見て
どうしようもない私は

こんなに 健康な ひとは
みたことがない と

ため息交じりに
ニコっと 笑 ....
僕の青春を鎮魂しようと思う 

と書いた 

鎮魂の詩をたくさん書こうと思う 

と書いた 

鎮魂という言葉を調べた 

魂しずめ  

魂を肉体に戻すこと 
 ....
かなしいとつぶやいても

さむいとつぶやいても

いきることのよろこびは

なぜか

こころのそこから

ふつふつとわいてくる




わたしは 

かみとよ ....
さみしい







ひとはいつも奇跡をまってる

だけど奇跡がやってきたことはない
ダンテ カフカ ランボー(58)
タイトル カテゴリ Point 日付
詩(うた)は ないのか自由詩122/11/29 12:14
繊細で 優しい子は自由詩122/11/25 19:54
11月25日 晩秋のちいさな 奇跡自由詩022/11/25 16:02
おまえはだれだ自由詩022/11/21 14:50
みんな マスクをつけている自由詩022/11/21 12:49
認知症になったら自由詩022/11/20 10:47
私は あの頃の 悲しみに 敬意を 表する自由詩122/11/20 10:39
わたしはゆめをみる自由詩022/11/20 10:28
生きることは 自由詩322/11/18 12:51
みんな おなじだから自由詩122/11/17 8:17
コットンのセーターが好きなの自由詩122/11/17 8:15
時間という鉈(かんな)で自由詩022/11/17 8:11
世界の楽しさ 人生の嬉しさを 詠(うた)おう自由詩022/11/16 8:04
生と死を考える自由詩022/11/16 7:56
あめが ふってて   なんか かなしい! きょうも あめが  ...自由詩022/11/16 7:52
時間   自由詩222/11/15 5:46
「薔薇についた水滴、それが世界のすべて!」  それでいいじゃ ...自由詩022/11/15 5:37
アネモネのはな自由詩022/11/15 5:24
世界が震えるのに自由詩122/11/13 14:21
雨が 降ってるよ   だから 何だって 言うんだ?自由詩122/11/13 14:13
存在は その恐るべき 姿を 剝き出しにしてる自由詩0+22/11/13 12:54
太宰 治と言われても   自由詩122/11/11 17:36
満月 自由詩122/11/11 17:30
永遠の命自由詩022/11/11 1:14
妻の連れ子のカメの話 自由詩222/11/9 10:29
春がきたよ!!ウサギさん    その人の名は  妻です!! 自由詩122/11/9 10:23
健康な妻は自由詩222/11/9 10:17
青春の鎮魂 自由詩022/11/8 9:25
ひとはあたたかい自由詩122/11/8 9:10
さみしい自由詩122/11/8 8:52

Home 次へ
1 2 
0.22sec.