YESでもNOでもなくて
上でも下でもない

都合のいいようにたぶらかして
いつの間にか消えている

明後日と明日はごっちゃにして
昨日は昔と同じにしておいて

名前なんてあってもな ....
溶けた夕日が地面に落ちて
ビルの壁が真っ赤に燃える

麦わら帽子が輝いて
顔の見えないあのこが言う
さようなら

帰る場所をなくした僕達は
郷愁の夜に生きていく
くさり くさり くさり

ほつれた髪と緩んだ肉と

くさり 腐り 鎖

くさりあっていきていく
理想も現実も
常に一つじゃない
いつも同じトマトが木に実らないように

理想を言葉にすれば
それは現実のクソッタレをはかる物差しになる

現実を言葉にすれば
無気力無関心の行儀のいいぼ ....
聞きたくないことを聞き
話したくないことを話し
見たくないことを見る

世の中とはそういうところで

悪魔の声を聞き
悪態をついて
涙を流す

人間とはそういうものだった

寂 ....
分からない事があった。
それをSに聞いてみた。
そんなこと、
どうでもいいじゃん。
むっとした。
むっとしたけど、
その通りだと思った。
僕は生きているから、
そんなことは、
どうで ....
冬の高い青空 ジェット機の轟音

ひたと冷たい 窓ガラスに手

カラスの鳴き声が

冷えたビルの枯葉に消えていき

森の枝は 寒風に音を奏でる


そんな 街の片隅に

森の ....
 私は体に障害を抱えて生まれてきた。私はその事を周りには明かさないように暮らしている。生涯を通じて腐れ縁を持つであろう友人を除いてである。また、ひょんな出来事から、私の障害を知られてしまった人にも、必 .... たとえばそう
スーパーで売られている秋刀魚の
ぎらぎらとした鈍い肌の光に
死の気色悪さを感じる

帰り道の土手に生える雑草の
臭い匂いと、透き通るような緑に
生きている事の生々しさを感じ ....
まだ二十年と少ししか生きていない。
これからどんなに苦しい事があるのだろう。
傷ついて、もがいて、泣いて。
人生の本質なんて苦しみぬく事かもしれない。
もう、どうでもいいと投げ打ってしまいたく ....
ガリレオント
ナポレオント
ボクントデ
世界の七不思議を作る
コロブスント
アインシュタイント
ボクントデ
夕日を朝日に変える
ボクント
キミント
ボクントデ
メビウスの輪を捻り ....
おい 働きあり
おまえは 餌を見つけて運んではまた餌を見つけては運ぶ
俺はこれから仕事だよ
女にはわからねえよな
おい
また 明日会おうな
紫色の太陽が、民家の何色かもわからない屋根に
なめるように沈みかけている。
ビルの片隅や、路地の吹き溜まりに
どんなに目を凝らしても見る事の出来ない暗い影を落とす。
そしてその紫色の太陽は
 ....
超最高にいかすマシーン。
右手付きの左手付き。
エンジンを燃え上がらせる、最高のガソリンはみずの屋の中華丼。
超最高にいかすマシーン。
右足付きの左足付き。
最高のエンジンは一人力!
24 ....
神秘的な夜には、
虫が舞う白熱灯の街灯の浮き上がる白い電柱が寂しい。
道のはしっこに整列する街灯の、どこかへ続く道をあきらめて、
家路へ向かう白い電柱の列に、家路を急ぐ。
そんな神秘的な夜に ....
絶倫号(15)
タイトル カテゴリ Point 日付
どまんなか自由詩004/10/3 0:18
帰る場所自由詩004/9/30 19:53
くさり自由詩204/9/30 2:31
理想と現実と信念散文(批評 ...004/1/3 16:19
生活自由詩003/12/28 4:20
難しい事自由詩003/12/17 2:23
命の季節自由詩003/12/8 23:16
同情するならお金下さい。散文(批評 ...303/12/7 4:26
怠惰自由詩003/9/4 17:29
想い出散文(批評 ...003/9/1 1:03
ボクント自由詩003/7/18 18:49
ありやろう自由詩103/7/9 12:36
情景自由詩003/6/19 0:27
最高にいかすマシーン自由詩1*03/6/16 8:45
街灯自由詩003/6/16 2:07

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