眠りたいのに
そして
ねむたく目頭が
熱をもつのに
僕を眠らせない
霜の降った
銀製の盆が
頭の中に
おかれていて

それは
冬の
雪の日の
杉の森の中に
おちている

 ....
春に
君の耳に向かって
話している
僕が
君の薄い耳に向かって

距離は
過ぎていく時間に
連れ添うように
だんだん
足りなくなっていく
僕らの
内側からも
外側からも

 ....
1.

神よ あなたの存在をいまここに示してください
そしてあなたの力で 私を屈服させてください
あなたが その力を示してさえくれれば

2.

目的とは 敗北のことなのだ
人生とは ....
佐名田纓(3)
タイトル カテゴリ Point 日付
銀製の盆自由詩425/11/19 3:18
浄化自由詩125/11/17 23:36
バス停のそばに自由詩425/11/11 18:38

Home
0.08sec.