林檎と言う存在。そこに隠された欺瞞と、思考停止する論理。存在に、論理もしくは思考と表象は挑めるか。存在とは、その断絶に表象は墜落するほかは無い。「存在なんて把えられる論理なんてありえない」と高を括る ....
戦争で全てを
失った男は
過去から決別する
には
黙って横たわっているしか
能が無かった
多くの者が
死んだ後
生き残った
男は
闇を睨みながら
生きていた
父の肩 ....
言葉を
繋ぎ合わそうとして
脈略のない
ガラスの破片の
モザイクのように
何を言いたいのか
分からなくなって
悲しみは飛び散ってしまった
奇抜な言葉を繋ぎ合わせて
詩と思い違いし ....
君は、黒い影が辻を横切ると言う。吸い寄せられる鉛色の空の下に。何処か北欧風の街の錯覚なのだ。私は、鈍い光線に梢が青くなって震えているのを見た。私はあのモズの震える舌が欲しいと言ったのが間違いだった。ど ....
目覚めに
火照る
不確かな
記憶
何があったの?
心地よい
まどろみの
罪深さ
昨夜の驚愕と
今朝の安らぎ
の裂け目から
....
頑なな扉を
こじ開けた
君の言葉に
悶え続けるとは
確かな
居場所を作って
俺を
動かし始める
確かに
流れ始め
生暖かく
収縮して
凝視している
俺は
感じら ....
賭ける
きっかけは
過去に
崩され
いじける
弱さは
見透かされ
突きつけられる
何を捨て
何から
捨てられ
何にすがる
行き場もなく
力もなく
いかんせん
....
風船
(7)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
齧りかけの林檎という存在-存在論としての齧りかけの林檎-
自由詩
1
05/2/3 21:34
闇
自由詩
0
05/2/3 19:11
ツアラツーストラは夢を見たか
自由詩
1
05/1/21 21:26
晩鐘
自由詩
2
05/1/10 21:00
悲しみよこんにちは
自由詩
0
04/12/31 20:54
愛のかたち
自由詩
0
04/12/30 11:35
男が壊れる時
自由詩
2*
04/12/28 11:18
0.1sec.