朝5時のバス停をゴミ袋がゆく
それはたまに人だ
紙やすりの這うような声で、暑いといったら
それはひとだ。
合皮ビニルのギュウタンコートが、皮脂でなまびかって
それはそれは暑かろう
もう ....
快速まちのホームでぼくらこういうふうにであった
めとめをぼうでつないだような 予感ががんがんいってんだ
暮れたら手のかたちさえほら
ふやけて消えてしまうのに
あんたがなんかほらコーラとか
....
きみのデイトナ つかんでみせよう
桃のはりは春の体液
めざわりなカーテンが白目に染まり
百合になれそうなんだいっそ
百合になりたいんだ
よんでくれ
ためらう ....
まわるソーダの腰から 手が
染めるやわらかなくさき色
溶けたビーズのひだひだ数える
空を
転がす ミュージックスター
こっちにこないか
その繊維のリズムを君の
骨 ....
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