叙述のおばけ

まず茶柱があるそれは静岡の農家がのほほん本当にへらへらと育てて送り出すものであるはずがなくそんなささいな多大な苦労苦渋の選択を迫られる小作農とはいつの時代だ分化し分解される産業新興 ....
緑の日に 故郷を歩いた
雨なのに 人は多かった
知らない人ばかりだった
みんな違う色の服を着ていた
どの色もおれの服の色と違った

がたがたがた
アーケードが風雨で落ちた
女が三人 ....
叔父が僕の万華鏡を批判する
32番目の粒と33番目の粒を隔てる
その境界が許せない
そう僕をなじる
叔父は万華鏡の向こうに
破れた手紙と生まれた赤子を取り残し
僕と同じ歳になる
そう ....
stiGma(3)
タイトル カテゴリ Point 日付
ばけものずかん自由詩105/10/27 0:48
自由詩105/10/15 2:37
海底ホームドラマ自由詩205/5/14 22:41

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