中途半端な俺らは
生まれて来た事にすら戸惑い
生きて行く事にすら不安を覚えて
おどおどと澄んだ空を見つめる。
そう、それはまるで{ルビHippogriff=モンスター} のように
[祖父の思い出1]
タバコが好きだった祖父を思い出した。
あの人は大きかった。
父よりも大きかった。
いつの間にあんなに小さくなったのか・俺は知らない。
俺だけが知らなかった。
タバコは死 ....
ふとした瞬間。
あの世界へ行きたいと思う。
どうする事も出来ずただ、渇望する。

でもきっと、あのフェンスの先には僕らの望む世界がある。
さぁ、そのフェンスを越えろ。
退屈を嫌う甥が「私の相手」に飽きて
玩具箱からソフトビニール(そしてきっと抗菌使用)の怪獣を乱暴に持ち出した
嬉しそうに昼前にはもう遊び尽くしたトミカ製のプラレールと私を押しのけて
甥が向かった ....
なぁいつか聞いてくれョこの負け犬の唄
だっせぇ諦めばっか繰り返しのサビも
たまにゃ 魂を揺さぶるかも知れんしョ
マジで流行外れのそのメロディも
ときにゃ ココロに響くかも知れんしョ

なぁ ....
僕は愛されるのが恐い癖に
愛してくれと君に言う。
身勝手な僕の注文に君は我侭だねと囁いて
強張る僕の身体を引き寄せる。
縮こまりながら情けなく震える僕は
ほんのり優しさの残り香を感じてる。
探してるのに見つからない忘れ物。
何処にあるかは解ってる。
でも取りにいけずに―――

感傷に浸る私が嫌い。
泣き言を言う自分は最低。
暴言を吐く私はそれに輪をかけて酷い。
せめて後悔に ....
わすれられたぼくらのものは
いつのまにかつくったぼくらのものですらなくなって
どこかこのひろいせかいにすてられる。
そしてぼくらがほんとうにわすれたころに
それをゴミダメでみつける。
ほんと ....
世界は消えた。
今は、僕と言う個人が個人としてのアイデンティティとやらを活用し生成した【空間】とやらで
僕と言う個人は生きているらしい。
僕と言う空間には僕以外の誰もが不可侵であり、侵入は不可能 ....
コーヒーは基本的に嫌いだと友達に言って笑われた事がある。
確かにコーヒーを飲みながらでは少し説得力に欠けたかも知れない。
炒り立てのコーヒー豆の香しい香りを嗅ぎながら
あの黒く苦い液体に口をつけ ....
朝、目が覚めると9時だった。
たったそれだけで
現実とかけ離れた甘美な夢の名残は一瞬にして暗黒に散った。
大急ぎで着慣れたブレザーに袖を通すと
1限目には間に合いそうもないなとか思いながら
 ....
へらへら笑っちゃいるが嘘つかれてんじゃねぇかとびびってんのさ
屈辱に身を裂かれても馬鹿みたいに{ルビ諂=へつら}ってんさ
権力振り回す間抜け面に何も言えないでいんのさ

なぁハローダセェ俺
 ....
夢見てラブソング
耳元から零れ落ちるの聞きながら
遠い彼方の貴方の謎解きゲーム
渡されて涙零れ落ちる前に
降り注ぐ私の黒い千羽鶴
零れ落ち消えてく私の
夢見たラブソング
ふいに
愛されてることに気がついた。
こっそりと。
ほんとうにこっそりとこんな夜更けにリストを見て
それから上から順に隅々読んでって
「嗚呼ヤバイ本物だ。」とか勝手に思って
軽く。打ち鬻がれて見たりする。
それから。一番下まで読 ....
泣かないでくれよなんて言ってみたものの
ホントに潰れそうなのは僕なのです。
貴女の泣き顔なんて見たのなんて初めてなんで
どうして良いのかなんてわかんないのです。

君につられて言ってみた
 ....
プライドはどうなる?

プライドなど命に比べれば確かにちっぽけかもしれない。
「それ」はあたかも自分の身長ほどのフェンスだ。
乗り越えようと思えば簡単に乗り越えられる。
ちょっとしたいたずら ....
あの遠い日の朝ぼらけ。茜色に染まる空に哀愁を覚える。
空の赤さに隠れて闇夜がまだうごめいて。
彼らがきっと、私たちを哀しみにひきづりこむのだろう。
忘れてはいけない哀しみが私の視界から逸れて.. ....
真夏の太陽の下、世界の中で僕一人。
笑顔で泣かずに悔やんでる。
喉元で引っかかった言葉が。
噛み潰すこともできずに腐ってる。
腐敗が顔にすら伸びてきて。
それで泣けずに笑ってる。
笑顔の僕 ....
感動したら
感動したことを
山の如く書くべし。
沢山 書きたい けど
あんまり 書きすぎると
詩より 長くなってしまう。
あまり長く書かないことがミソ。
もしたった一言の詩に感動したらど ....
思い出せない漢字・鉛筆でつぶしながら
君への恋文下書きしてる。
もう少し気の利いた台詞でてきやしないかと思いながら
君が「いいよ」と頬初めて言うの妄想しては悦にヒタッてんのさ。

MAILの ....
暇つぶしの落書きにも飽きて
罪悪感から寝るわけにも行かなくて
ガムももうねぇでやんの
ああだるいなぁ ああめんどうくさいなあ。
そんなことばっか思ってんだ。

いい加減MDも聞き飽きて
 ....
yuma(52)
タイトル カテゴリ Point 日付
Hippogriff自由詩105/6/11 1:30
祖父の思い出[group]散文(批評 ...205/6/9 22:28
フェンス自由詩105/6/9 21:07
ゼンマイ仕掛けの飛行機が自由詩305/6/8 22:24
負け犬の唄自由詩105/6/7 20:23
マフラー自由詩105/6/6 22:55
恋する心を捨ててきました自由詩405/6/5 23:37
ソラムキタイヨウ自由詩1*05/6/4 19:12
セカイハキエタ自由詩405/6/3 21:19
甘いもの好きのコーヒー飲み自由詩105/6/2 23:54
最悪な日自由詩105/6/1 22:00
KICK THE CAN自由詩105/6/1 20:24
夢見たラブソング[group]自由詩105/5/31 23:24
そしたら 涙が 止まらなくなった。自由詩1*05/5/30 23:29
明日は8倍頑張ろう。散文(批評 ...0*05/5/30 2:28
あいとぼやき[group]自由詩205/5/29 16:47
What to do pride?/pride is lif ...[group]未詩・独白105/5/29 16:41
グラデーション[group]自由詩105/5/28 19:41
世界の中で僕一人自由詩005/5/27 20:42
素晴らしい詩への賛美と感嘆とそれからちょっとした困惑。自由詩105/5/25 1:56
恋愛ノート[group]自由詩205/5/25 1:36
授業暇つぶし挽歌[group]自由詩005/5/24 1:12

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