握手をする
そよ風と光

受けて沈黙している
自動販売機、

ブラックコーヒー

ボタンを押す
百五十円なり
ガタガタンッ
出て来た
ブラックを
ちびりちびりとやる
 ....
帰って来た 私は
ここに
果てしない
終りを待つために。
苦しくても

はるか昔に
亡くなった星の
光が今
人知れず
途切れて
息絶えた
思い出を
なぜか
思い出している私 ....
時々思い出す
あのひとのいのち
あのひとのいのちは
私のいのちを
救ってくれるのです。
私のいのちは
ふたつと無いいのちだと
教えてくれる
あのひとのいのちは
時々あのひとが見せる
 ....
私には分からない
人間という生きものが。人間とは、
理性のある存在を言うのだろう
とは思う 思うけれど
果して人間とはそれだけだろうか
人間
人間の心には、そもそも
醜く汚い部分もあり
 ....
涙の夜に
生と死を思い
絶望を失った
私は
今を生きる



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
情けは人の為ならず

自分に言い聞かせる
夏の終り
秋の始まり



情け無い私は
自分なりに
がんばっているのですが、
今日は深く
青空は沈黙している



空 ....
苦しい、こころが
苦しい時もある
でもその一方で、
こころが喜びで満たされて
幸せな時もある 私は
幸運だ と。
体が健康なところが
恵まれているのだと自分のこころを
なぐさめる時があ ....
短気は損気
急がば回れ

自戒する私の
空はどこまでも深い



苦しい
こころ

よく味わう
生(せい)



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
空には羊雲
空の底には私
私のほほにそよ風
そよ風に
無限の光
思い出して
あのまなざし
まなざし深く静か
遠く
遠くて近い

あのまなざしの魂
まなざしの魂と
近くて遠い ....
他人のこころの闇よりも
自分のこころの闇のほうが
深い

感じる時がある
でも私はそこで絶望はしない。
私の
大きな絶望は、
昔に失ったからね。小さな
絶望は、今もすることはある
 ....
その人たちの
運命と
私の運命が
重なり
今がある



 ※ 家族・友人・知人を思って。
沈黙をする沈黙を
聴くと
私は
静かさで
満ちる



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
私の
この闇は
深い
宙に照らされて
いつまでも静か



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
せん風機と
みんみんぜみと
こおろぎが
同居している
夏と秋のさかいめに



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
思いのこすことは無い
思いのこすことは無いが
このままでは
むなしい 空虚だ
と感じる一方で、私は
恵まれているんだ
とも思うのであった。なので、
まだその時ではない、と思いとどまるので ....
他人(ひと)の恋路を
邪魔するのは
野暮ってもんだ
その人の恋を
密かに応援しようよ



恋路の闇に
気を付けてね
でも
恋をすると
こころの盲目になっちゃうよね

・ ....
遠く遠い
悲しみの起源で
生まれた
思いは現在に続き私の
一部を形作っている魂と。合掌

でもね
悲しみを
知っているからこそ
喜びが映えるんだ
とあの人は言ってくれた。合掌

 ....
他人(ひと)のことを
悪く言うのは
言った自分も
傷つけてしまう
それでも言うか?



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
忘れていませんか
と自分に問う私を
失われた記憶の空は
いつまでも青く
青く広がっている

絶対的に 失われた存在は
二度とここに戻って来ない
これでいいんだ
と自分に言い聞かせる私 ....
ある意味
本物だけが
残る
残った存在を
大事にしよう



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
次から次へと物事が起きる私は
次から次へと物事を忘れてしまう私は
次から次へと新しくなる。そうして
死んでは日々を生まれてゆく


それでも
なかには
おぼえている存在もあるのです
 ....
いつまでも
続くとは
思わないほうが良い
今。
過去があったから今がある


過去の自分に感謝をする

そして
今があれば
きっと未来もあるだろう

思う
けれども
 ....
蜩は少なくなり
夏が終わろうとしている
けれど
永遠に終わらない夏がある
八月六日から



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
全て

言える
朝に
生まれた



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
残暑お見舞い申し上げます
という返信葉書を先日送り出した
三十年来の
友人へだ
三年ぶりのやりとりだった。

人類の一部は
いまだに
戦争をやめない。
何万年の人類の歴史の中で
争 ....
いのちは、
あの人の
私への
思い
今も
ここにある

いのちは、

何気無くあって
かけがえの無い
いのち
いのちは、
悲しみ
誰にもけがされることの無い
大切な悲 ....
ああ 私は
餓鬼だ
飢えた心を
いつまでも持っている。
忘れるからね



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
こおろぎの歌を
聴く
合掌
この魂といういのちと共に
生きている
私の
体は
いずれどの道
死ねる
その日まで
生きる
小さく小さく
満足しながら
この道を
歩いてゆく
 ....
善く生きたい
と思うということは、
私は悪なのであった。
だから私を
悪く言ってもそれは当然なのである
だから私は
謝ってばかりだ
何かと至らない私で
ごめんなさい


蜩の、 ....
弱い
自分を
弱いと
認める
ところから始める。ああ
ある人がこう言ってくれた
自分の弱さを自分で認められる人は
ある意味強い人だよ、と

人は変わる
人のこころも変わる
変わら ....
こしごえ(1132)
タイトル カテゴリ Point 日付
私のブラック自由詩9*25/10/1 19:43
ある希望自由詩8*25/9/30 5:55
光る風に戦ぐ影自由詩7*25/9/24 10:14
この人は 氷水を飲みこんだ自由詩8+*25/9/22 16:07
※五行歌「絶望を失った」自由詩12*25/9/21 14:08
※五行歌 三首「情けは人の為ならず」自由詩5*25/9/18 22:11
雨音自由詩9*25/9/18 16:13
※五行歌 二首「短気は損気」自由詩4*25/9/18 15:23
ある詩人の絶筆自由詩11*25/9/16 16:53
「愛してる」とつぶやくよ自由詩5*25/9/13 3:13
※五行歌「その人たちの 運命と」自由詩1*25/9/12 16:34
※五行歌「沈黙をする沈黙を」自由詩5*25/9/12 16:33
※五行歌「私の この闇は 深い」自由詩3*25/9/10 15:56
※五行歌「夏と秋のさかいめに」自由詩6*25/9/10 15:54
たそがれ時自由詩4*25/9/9 22:15
※五行歌 三首「他人の恋路を 邪魔するのは 野暮ってもんだ」自由詩5*25/9/9 11:15
夏を 失った 秋に自由詩7*25/9/8 10:57
※五行歌「他人(ひと)のことを 悪く言うのは」自由詩11*25/9/5 16:57
送り火自由詩8*25/9/4 15:29
※五行歌「本物だけが 残る」自由詩3*25/9/4 15:27
鬼やんまと埴谷さんと私のそれぞれの道自由詩6*25/9/1 20:53
今日も 空は空だ自由詩7*25/8/30 15:35
※五行歌「永遠に終わらない夏がある」自由詩5*25/8/27 15:02
※五行歌「全て と 言える」自由詩2*25/8/27 14:56
残暑お見舞い申し上げます自由詩7*25/8/26 22:13
いのちは ※2025年バージョン自由詩8*25/8/23 22:34
※五行歌「餓鬼だ」自由詩5*25/8/23 22:33
小鬼と私自由詩7*25/8/18 22:30
悪人と善人自由詩9*25/8/12 22:24
自分を信じよう このいのちを自由詩10*25/8/9 22:25

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