明日などない
昨日もない
今日すらない

たぶん
生きるしかない
それには
今しかない
今雨なんやけど、非常階段の方から3Fまで登りよったらと、激しい犬の鳴き声が公園から聞こえてきた。
何事かと思って立ち止まって見よったら、猫が一目散に走り出てきて、トラックと交通事故ギリギリになりなが ....
どうせ
知れたものしか
残せやしないから
いっそ
何も残すまいか

それでも
それすら叶わぬものね

案外
命の強いこと
もしかしたら
夢は辛いもの

もしかしたら
旅は寂しいもの

もしかしたら
愛は苦いもの

もしかしたら
痛みは大きなもの



だとしたら
人は偉大なもの
私のことなど

忘れて眠れ

私のために

私よ

ねむれねむれ
夕方寝すぎたせいで
二度寝したこともあって
まだ日が昇る前から目が覚めてしまった

どんな夢見てたっけな


そういえばあんまり食事をとっていなかった
おなかすいた
夜が明け始める頃 ....
時は過去へと流れゆく
時流と名付く川をゆく

やがて海へと辿り着き
穏やかな流れに変わる

その時に初めて 想い出と呼べば良い
一人きりで抱えるならば

ただの隠し事

他の誰かと分け合った時

それを秘密と呼ぶ
背負うものが

不確かなものなら

その重さは

自分で決めていいらしい
あぶりだし(9)
タイトル カテゴリ Point 日付
野生自由詩105/7/2 14:29
出勤時、事務所へ向かう途中(メールより抜粋)未詩・独白105/6/11 12:06
置土産自由詩205/6/10 13:33
もしかしたら自由詩005/6/9 21:31
ねむれねむれ自由詩305/6/9 12:06
一歩前のカタチ未詩・独白005/6/9 11:37
辞書 −思い出−自由詩2*05/6/5 22:05
辞書 −秘密ー自由詩2*05/6/5 22:01
重み自由詩7*05/6/4 10:57

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