線香花火のような
うるんだ夕陽を眺めては
あなたのことを想います。
行こうと思った花火も
帰りの食事もお泊り会も、
ささやかながらの京都旅行も
今じゃ誘えず ....
今年も寒さが
深まると、
冬の将軍
雲にのり、
真白い花びら
まきにくる。
桜もいちょうも
ぺんぺん草も、
真白い花を
咲かせてく。
....
毎日毎日ぼくの頭は
きみと遊んだことばかり。
きみの好きな歌を聴き、
きみの歌声思い出し
またも嗚咽をもらし泣く。
きみは今頃知らない男と
肌を重ねてい ....
コーヒー色の喫茶店。
君の前には僕がいて、
今が幸せならばそれでいい。
僕がそっと笑うだけ、
君の顔も幸せいっぱい。
キャラメル色の夢の中。
モカにクリ ....
小さな島に渡り鳥。
波打ち際にしゃがんでは
何でもできると思ってた。
たくさん仲間を集めては
大きな夢を語ってた。
小さな島に渡り鳥。
旅立つ若鳥眺めては
無性にくやし ....
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