舌舐めずりのところを ぼんやりと

何かを訴える口を のんびりと

スローにしてみたいたら 声が聞こえた

「ここにおいで」と。



ひとしきり雨が降る間 傘は無くて

生温 ....
影の伸びる音がして私は 目を閉じた
びくりともしない
有り余る音と 何処にも無い音を探して

もう一度。そして何度も。

散り行く音 
蔦の這う音
するすると知らぬ間に伸びて侵食される ....
茹だるような熱さの中に見た イメージ

臭覚がすこし鋭くなって 味覚が すこおし残る



あまい あまい イメージ

まず 前を向き直って
 
まず 光を浴びて

あたたかな ....
出ずる日ノ元に生まれた
それを誇りに思うか否か
他の色と混じり合う国をみたのか
それは一つのユメだったのか
込み上げる思いは胸に
闇雲に生きるとは何だ?
もう決めたとソレらは云 ....
ほうらまたとおりすぎた

ふりかえってももう そこにいないよ

かぜが ぴゅうぴゅうふいているから

ぼくは とばされないように たっているんだ


だあれかさんがだあれかさんが
 ....
にゃああとないた

ことばでないた。

確かにないた。

きみは猫だった

どうしようもなくおぼろげな記憶で君をインプットしている

見上げた目にやられちまったんだい 此の世で信頼 ....
点と線を結んだら君がいたよ



気が付いた。

ラジオの向こうがわから

何やら ざわざわ聞こえるね

きっとそれはノイズ

ふたりが擦れた、音。


衣擦れだけが  ....
やりたいこと

やらなきゃいけないこと

あいたいひと

あわなきゃいけないひと

いきたいところ

いかなきゃいけないところ

いまのわたし

これからのた ....
静かに目が覚めた。

街はまだ静かに

ゴトゴト ゴトゴト動いてる

昨日自転車で

君の笑顔を通り過ぎたよ

クスクス クスクス 笑ってた

しゅんしゅん しゅんしゅん音を鳴 ....
コトバにはいつも 方向性が存在している

それと同じだけ

発せられないコトバにも

方向性は存在している


サヨナラのハグをし 親愛を込めて 頬にキスをした後

気が付かない ....
自分を認めて

泣きたくなって

ヒトミの奥は

判らなくて。

誰かと話したくとも

誰かの顔が浮かべども

ああ、でも今は、午前三時

きっと人は眠りの時 ....
君の色素のうすい栗色の目を

ずっと思い浮かべて居た

振り切ろうとする思いが加速して

私を造り出す

僕らは

作り上げたものたちを一瞬で壊す力を持っている

そう気付いた ....
此処に居ても何処に居ても全ては同じ日々

其処に居ても何処に居ても全ては同じ日々

声をあげて笑おう

声をあげて泣こう

声を出して叫ぼう

この日々は全て、同じ日々。

眩 ....
いつも彼の瞳の端ばかりに存在していた自分

ひとりよがり、とか

ひとりぼっち、とか

わたしなんか、とか

そんな言葉ばかり心は発していた。

将来的には、とか

憶測ではあ ....
こころはいつも ゆれていて

いつのまにか ゆれていて

いつ とまるとも わからぬまま

ゆらゆら ゆらゆらゆれつづけて


あすになれば きっと

あさになれば き ....
悪いこと、してません。

悪いこと、してません。

もう忘れちゃいましたから。ずっと昔のことですから。


悪いこと、してません。

悪いこと、してません。

頬はまだ痛みます。 ....
通り過ぎた夜 優しい言葉幾つも

投げ捨てたよ

風向きがそっと揺らぐ



重すぎるドア

両足に うんと力込めて強く

もう平気なんて どんな風に唇を 形作るのか


 ....
緋色の風が吹く

光は虹を放つと共に 大地の色を塗る

黒い影を一つ、また一つと丁寧に塗りつぶして真っ白な霧に包まれる。

柔らかな綿毛に光を通す蔦のカーテン

暗闇にもがく私を優しく ....
心惹かれた彼がいた。

止まらない程、高ぶった夜、

私は違う人と居た。

翌朝起きると窓は雨。

泣かせちゃったね、私は言った。

そして心は飛んで行って、彼の事なんて忘れて走っ ....
そっと 寄り添って 楽しげに 泳ぐ花びら

波の切れ間から錆び付いた 憶い寄せて



白い影の街 夕闇に落ち 温度上げる

定期入れに忘れた ほのかな香りごと 共にあげる。


 ....
あなたには 何もまだ 見えない筈

わたしの言葉は 難解なレディーファーストで

改めて 何回も 目に前で蝶 飛び立たせた


手のひらの傷は今だ癒えないまま

新しい世界は明日への ....
目眩のような雨が降り出した。
六月のある日、窓の外を眺める夕暮れも近い時刻、私はふと空を見上げた。


幸せだ。ふと口をついた言葉に息を呑む。
本当にそう思うの?自問自答しながら部屋をぐるぐ ....
いつになっても知らないことだらけ。


知らないって事を知らないよリマシ?

知ってるって事を知らないよりマシ?



踊るためのメシ ついたらまた御飯

踊るため延ばし ついた ....
小島と ともに蠢(うごめ)く 
                           
漣の音が 波間をかき消してゆく

裸足の  ....
Ree.(24)
タイトル カテゴリ Point 日付
ダイヤログ自由詩105/12/31 3:24
Eclipse自由詩105/12/29 20:11
イメージ自由詩005/10/3 3:11
ニッポン自由詩005/10/3 3:10
とおせんぼ自由詩005/9/13 3:11
自由詩105/9/13 2:56
ノイズ自由詩305/8/17 4:05
これから自由詩105/8/17 3:45
君へ自由詩205/8/9 15:32
イマジネイションの宝庫自由詩005/8/9 9:11
ながいながいうた自由詩005/8/6 8:27
栗色の目自由詩105/8/6 8:24
同じ日自由詩005/8/6 8:22
真正面で勝負するんだ自由詩305/7/29 6:32
こころ自由詩305/7/28 1:59
してません自由詩5*05/7/19 2:45
Spirit自由詩105/7/19 2:05
緋色の風自由詩5*05/7/14 2:17
自由詩105/7/14 2:04
望郷自由詩205/7/12 13:07
愛に灯自由詩005/7/12 13:01
幸せのにおい散文(批評 ...205/7/11 12:53
何もかも。自由詩1*05/7/11 4:40
mermaid自由詩1*05/7/11 4:24

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